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加納新太

  • 職業は著述家・作家・脚本家。自称では「物語探偵」(narrative detective)。

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  • : 君の名は。 Another Side:Earthbound

    君の名は。 Another Side:Earthbound
    新海誠監督の映画『君の名は。』の小説版です。新海監督執筆の『小説 君の名は。』が、映画と同じストーリーラインを追うのに対し、こちらでは、短編集形式で登場人物を掘り下げをしています。「これを読むと映画の内容がすんなり理解できる」と角川の玄人衆から高評価を受けました。リアル書店では見つけにくい本のようなので、取り寄せ等の対処をお勧めします。

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    いなり、こんこん、恋いろは。
    月刊ヤングエース(角川書店)連載中の漫画『いなり、こんこん、恋いろは。』(よしだもろへ)の小説化です。この作品に惚れ込みました。表紙はよしだ先生に描いていただけました。幸せです。

  • : アクエリアンエイジ 始まりの地球

    アクエリアンエイジ 始まりの地球
    カードゲーム「アクエリアンエイジ」のマンガ版です。短編形式で6編収録されています。月刊コンプティークで連載しました。全編の脚本を書いています。

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    シャイニング・ブレイド 剣士たちの間奏曲
    RPG「シャイニング・ブレイド」の小説版です。サイドストーリーを集めた短編集です。主人公レイジとヒロイン・ローゼリンデが初めて出会うエピソードも収録されています。

  • : アクエリアンエイジ フラグメンツ

    アクエリアンエイジ フラグメンツ
    トレーディングカードゲーム「アクエリアンエイジ」の小説版です。公式Webサイトでの連載に加筆修正したものです。

  • : 小説 劇場版ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH

    小説 劇場版ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH
    週刊少年サンデーで連載中、畑健二郎作「ハヤテのごとく!」が劇場アニメになりました。その小説版です。私はこの漫画が大好きで、書けて幸せでした。

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    秒速5センチメートル one more side
    映画『秒速5センチメートル』のノベライズです。新海監督版の内容を逆サイドから描いた物語になっています。第1話がアカリ視点、第2話がタカキ視点です。第3話は交互に入れ替わって展開します。

  • : シャイニング・ハーツ やさしいパンの薫る島

    シャイニング・ハーツ やさしいパンの薫る島
    RPG「シャイニング・ハーツ」の小説版です。原作の物語のサイドストーリー的な位置づけです。3人のヒロインは全員登場し、ゲームでは出番の少なかった海賊ミストラルも活躍します。牧歌的でやさしく、すべてが満ちたりた世界を書こうと思いました。満足しています。

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    fortissimo//Ein wichtiges recollection
    シナリオを担当しました。PCゲーム「fortissimo」のコミック版です。本編のサイドストーリーです。原作:La'cryma、漫画:こもだ。

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    世界めいわく劇場スペシャル
    全編ギャグのドラマCDです。シナリオを書きました。こういうのも書けます、というかこっちが得意技です。守銭奴の人魚姫、腐女子のマッチ売り少女、百合ハーレム状態の白雪姫、全ての言動が破滅的なシンデレラ、などが世界の名作童話をむちゃくちゃに解体します。役者さんにはほとんど無茶振りともいえる「一人最大9役」を演じていただいています。

  • : シャイニング・ウィンド -アナザーリンク- 鬼封じの剣士

    シャイニング・ウィンド -アナザーリンク- 鬼封じの剣士
    RPG「シャイニング・ウィンド」の小説版です。ゲーム本編のノベライズではなく、主人公たちの過去の物語を書きました。自分に伝奇小説が書けるか、ジェットコースター型の展開が書けるか、というのが、個人的なチャレンジでした。ありがたいことに、かなり好評を博しています。

  • : シャイニング・ティアーズ to ウィンド 姫君たちの冒険

    シャイニング・ティアーズ to ウィンド 姫君たちの冒険
    RPG「シャイニング・ティアーズ」「シャイニング・ウィンド」の短編集です。基本的に、原作の物語がスタートする前を舞台にしています。いわゆるプレ・ストーリーです。エルウィン、マオ、ヴォルグ、ブランネージュ、クララクランが登場します。

  • : ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる

    ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる
    原作/新海誠。新海監督のデビュー作を小説化したものです。少女視点の「あいのことば」、少年視点の「ほしをこえる」の二部構成となっています。表紙はブルーの箔押しで、美しいデザインです。『雲のむこう、約束の場所』と並べてみると、帯込みで対比的になるようにデザインされています。

  • : シャイニング・ティアーズ 神竜の剣

    シャイニング・ティアーズ 神竜の剣
    RPG『シャイニング・ティアーズ』の小説版、続編です。単独の本としても読めるつくりになっています。作者としては、前作よりも納得のいく出来です。勇ましい物語です。

  • : 雲のむこう、約束の場所

    雲のむこう、約束の場所
    原作/新海誠。劇場アニメーション映画『雲のむこう、約束の場所』を小説化したものです。装丁がとても美しく、それで手に取った方も多いようです。

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    シャイニング・ティアーズ 双竜の騎士
    セガのRPG『シャイニング・ティアーズ』をもとにしたヒロイック・ファンタジィ小説です。ノベライズです。

  • : タウンメモリー

    タウンメモリー
    架空の海辺の街(モデルは藤沢あたり)に暮らす女子高生が主人公の日常小説です。題材的に、少し恥ずかしいなという気分もありますが、気に入っている作品です。

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    アクエリアンエイジ Girls a War War!
    マンガです。トレーディングカードゲーム『アクエリアンエイジ』のキャラクターが毎話ドタバタ暴れて大変なことになります。もとはゲームの遊び方をチュートリアルするマンガだったのですが、いつのまにか趣旨が変わっていました。シナリオを担当しました。絵は『少年陰陽師』のあさぎ桜さん。

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    月姫 アンソロジーノベル〈2〉
    PCゲーム『月姫』を題材にしたアンソロジー短編集、第2巻です。第二話『天へと至る梯子』を執筆しています。琥珀が主人公です。

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    月姫 アンソロジーノベル〈1〉
    PCゲーム『月姫』を題材にしたアンソロジー短編集です。遠野秋葉が主人公の第一話『かわいい女』を執筆しました。

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« 「ドラクエ6」が本当に目指したもの(6)「語らない」という大きな物語 | トップページ | 水曜どうでしょうさんの腕時計(大泉さん編) »

2012年10月 5日 (金)

「ドラクエ6」が本当に目指したもの(補遺)ドラゴンたちの「悟り」

『「ドラクエ6」が本当に目指したもの』シリーズ全6回の補遺です。
(ちょっとばかし言い残した感じがすることを、さりげなく付け足しとこうかな、というくらいのエントリです。つまり蛇足ですので、お気軽にどうぞ)

 初めてお越しの方は、第一回から順番にご覧下さい(順番に読まないとわからないと思います)。

 ※注:このシリーズは、「ドラクエ6」を、私がどういうふうに「読んで」いるのか、物語のスキマをどういう形で埋めて空想しているのか、ということを、自分勝手に語るエントリです。
 こうにちがいない! ということではなく、こういうふうに捉えれば、読み手の私は心豊かなキモチになれますという、そういうニュアンスです。
 普通の人にはついていけないトコロまで走っちゃう可能性があります。小説版、外伝等は参照しません。

 順番にお読み下さい。
「ドラクエ6」が本当に目指したもの(1)バーバラと竜
「ドラクエ6」が本当に目指したもの(2)夢を叶えたホイミスライム
「ドラクエ6」が本当に目指したもの(3)ゲント族の正体
「ドラクエ6」が本当に目指したもの(4)マスタードラゴンの両親
「ドラクエ6」が本当に目指したもの(5)バーバレラという《ドラゴン》
「ドラクエ6」が本当に目指したもの(6)「語らない」という大きな物語

     ☆

●おかげさまで大量のアクセスを戴いております

 新海誠監督、木村航先生にリツイートしていただけたのをきっかけに、この一連のエントリを、大勢の方が読んでくださいました。
 公式リツイートだけでも100を突破して、まだまだ増えておりますし、非公式リツイートはその倍ほどあるようです。
 ぼちぼち、ドラクエクラスタ方面にも知られはじめているようで、まだ増える勢いのようです。

「妄想乙」的な反応を、ある程度覚悟していたのですが、どういうわけか、そういった反応はまったくといっていいほど見られず、お褒めの言葉ばかりいただいております。
 皆様にお礼を申上げます。

「ドラクエ6が一番好き」という人が、思いのほか、世の中に多いらしいということが発見できたのも、嬉しいことでした。


●このエントリを書いているのは誰なのか

 スマートフォンで自分のブログにアクセスしてみて気づいたのですが、スマホでこのブログを読むと、「スマートフォン専用画面」というデザインで表示されてしまうのですね。
 それはいいんですが、このスマホ専用画面には、PC版画面の左右カラムがないので、つまり「私が何者か」ということが読者にほとんどわからずに、コンテンツだけが読まれている状況みたいです。

 いちおう、このブログは、「記事を読んで感心してくれた人が、ついでに本を買ってくれないかな」というさもしい魂胆も込みでやっておりますので、視聴率が上がったついでに、ちょっとばかし自己主張しておこうかな、という気分になりました。というわけで……。

 このブログは「加納新太」(カノウ・アラタ)という人物が執筆しております。

 どういう人かといいますと、小説を出版したり、シナリオを書いている人で、たまに雑誌記事を書いたりもしています。
 スマホや携帯で閲覧している方は、ちょっと表示をPC版に変更していただくと、左カラムに出版書籍の一覧が出ますので、ご興味があったらご覧ください。ついでにご購入くだざってもちっともかまいませんよ。

●追記したこと その1・インタビューの出どころ

 
第2回で引用した、堀井雄二さんのインタビュー記事。

 このエントリの初出では、「出どころがわかんないんで、捜しておきます」ということにしておいたのですが、その後、調べて、本文にあたってきました。

 このインタビュー記事は、『ゲーム批評 Vol.8』(1996年春号)に掲載されたものでした。ページ数は、P.54からP.61です。
 いろいろと読みどころのある、興味深いインタビューです。
 Amazonマーケットプレイス的なところから手に入れることもできますし、国立国会図書館のウェブサイトから、号数とページ数を添えて申し込めば、コピーを取り寄せることもできます(コピー代と送料はかかります)。
 もし興味があったら、いちど読んでみて下さい。堀井さんさりげなくいろんなことをぶっちゃけていますね。

●インタビューで超おどろいたこと

 そのインタビューの中で、一番驚いたことは、
「ドラクエ6のころになっても、堀井さんはまだ、シナリオ全部手書き」
 という、おそるべき事実でありました。

 シナリオだけじゃなくて、マップや、武器防具アイテムリストなんかも、全部手書き。写真が掲載されていたのですが、どうみても厚み10センチ以上ありそうなファイルが18冊積みあげてありました。

 これはひょっとして、重大なポイントかもしれないとか思いました。
 ドラクエの魅力のひとつに、「堀井ゼリフの味わい」というものがあると思います。読みやすく、ふわっと優しくて、すとんと理解できる。

 それはひょっとして、「手で書いているから」かもしれない。
 手で書くのがしんどいような熟語表現は、読んでもやっぱりしんどいだろう。だからそういう表現は書かない。というか書きたくない。手で書いてラクな言葉だけを使う……。

 そういうふうに「手がコトバを選んだ」結果、あの「ドラクエ節」が生まれている……という分析は、ひとつの要素として、できるかもしれない。

●追記したこと その2・ロブとディーネ

「ドラクエ6には異類婚のモチーフがてんこ盛りだ」というお話を、第4回でしましたが、ものすごい重要なエピソードをひとつ紹介し忘れていました。(本文に追記しておきました)

 それは、荒くれ漁師のロブと、人魚のディーネが、出会って、恋をして、別れて、それでも惹かれあって結ばれるという、ロマンチックなイベントです。
 人間と人魚との恋ですから、ばっちし完璧に「異類婚姻譚」の条件に合致します。

●異類婚イベントのつながりかた

 これをふまえると、異類婚系のイベントは、主人公&バーバラ視点で並べてみると、ある意味が生じてきます。

 まずは、フォーン王と鏡の美女との結婚。愛し合う者どうしが結ばれて、よかったね、よかったね! という雰囲気になります。

 続いては、漁師ロブと人魚ディーナのエピソード。ロブは人魚を、故郷に逃がしてあげる。そして彼は、自力で彼女に会いに行きます。(ロブは海で大ケガをして、体が不自由な男なのです)
 ラブパワー最強! やっぱり愛はどんな障害も乗りこえるチカラよね! ……という感じがしたところで、しかしディーネの姉のディーナは、ぼそっとこんな不吉なことを言う。

「人魚と人間が一緒に暮らせるわけなんてないわ」

 そんなことがあった上で、例のマウントスノーのイベントが現れるのです。
 50年も昔、若者ゴランと雪女ユリナが出会った。でも、ゴランはユリナとの約束を破ったので、氷の呪いをかけられた。ゴランの村は氷漬けにされ、ゴランだけがひとりぼっちで生き延びて、50年が経ち、老人になってしまった。

「人間と、人間でないものが出会ったところで、ロクなことはない、いい結果にはならない」

 そういう意味を持ったイベントが、どーんとのしかかってくる。

 種族を超えた結びつきって素晴らしいよね、というエピソードを積み重ねたところに、ぽろっと、こういう反証的なイベントを持ってくるところが、ドラクエ6のスゴみです。

 これら一連のエピソードを目の当たりにした主人公とバーバラは、

「人間である自分と、ドラゴンであるバーバラが結ばれるというのは、どういうことなんだろう」
「ドラゴンである私と、人間である彼が、もし結ばれたとしたら、どんな結末が待っているのだろう」

 そういうことを強烈に意識せざるを得なくなる。

 そのために、こういうエピソードが、こういう並びで存在している(と思う)のです。

●テリーとドランゴ

 バーバラの正体をドラゴンだとして、「主人公とバーバラが結ばれる」というシナリオを想定するとき、テリーとドランゴの関係は、主人公&バーバラの関係性の、一種のリフレインといえます。

 さすらいの剣士テリーというキャラクターは、風の噂によれば、どうやら「最初は主人公キャラとして設定された」らしいのです。
 が、「どうもデザインが主人公っぽくないなあ」みたいな判断がなされて、
「じゃあ、ライバルキャラにしてみよう」
 そんな経緯があって成立したキャラが、テリーだそうです。

 いってみれば、テリーは、「主人公要素を持ち」「主人公と似たような旅の目的を持ち」「主人公と対置される存在として設定された」キャラクターなのですね。
 もっとはっきり言ったら、
「ドラクエ6の主人公が、もし仲間というものを持たずに、人を信じずに一人旅を繰りひろげた姿」
 というものがあったとしたら、それがまるっきりテリーだろう、と言えそうです。そういったことをいろいろふまえると、テリーは、「ありえたかもしれないもう一つの主人公の姿」なのです。

 さて、ところで、ドラクエ6には、ドランゴというドラゴンがいます。
 ドランゴは雌なのです。
 彼女、洞窟の中に「いっぱいタマゴを生んでいる」という登場のしかたをします。

 このドランゴが、テリーをえらい気に入って、
「あの青いニンゲンについていきたい」
 みたいなことを言って、主人公たちの仲間になります。

 つまり、
「女のドラゴン」であるドランゴは、「もう一人の主人公」であるテリーに心惹かれて冒険の旅に同行する。
 その形は、
「ドラゴンの少女」であるバーバラと、主人公が惹かれあいながら旅をする、
 という物語の基調と、完全に響きあいます。
 テリーとドランゴのエピソードは、ドラクエ6の基調をなす「異類どうしのつながり」のひとつとして位置づけることができます。

(ついでに、「ドラゴンはタマゴを生むのだ」ということを印象づける作用があって、例の「ゼニス城の卵」に対して何かを暗示させる効果になっているかもしれません)

●モンスターになっちゃう人間

 人間になりたいホイミン、人間になることに成功したゲント、同じく人間になったバーバレラ……といったエピソードから、
「人間になりたいモンスターたち」
 というベースラインが天空シリーズにはある、というお話をしてきました。

 じゃあ逆に、人間がモンスターになるという逆の展開はないのか?

 というふうに考えてみたら、これはまた、ぴったりなイベントがありましたね。

 ドラクエ6には、モンストルという町があって、英雄アモスが暮らしています。
 アモスは魔物から町を救った英雄なのですが、魔物に噛まれてしまった後遺症で、夜になったらモンスターに変身してしまうという特異体質を得てしまいました。

 モンスターが人間になりたがるその一方で、人間も、モンスターになることがある。

 ですから、天空シリーズにおいて、人間とモンスターは、くっきり線が引けてあっちとこっちに分けられるものではないんですね。
 行き来可能、交換可能なものなんだ。
 モンスターは時に人間になるし、人間は時にモンスター化するんだ。
 そういう基調があることを、感じとることができます。

 私の心に、本当にぐっとくるのは、モンストルの町の人々が、怪物化したアモスを必死でかばって、
「あいつはいいやつなんだ、町を守ってくれた立派な男なんだ、怪物になっちゃっても、それでもいいやつなんだ」
 と訴えて、町ぐるみみんなで彼をかばっていたことです。

 アモスが怪物か、怪物でないかは、彼らにとっては本質ではない。アモスが優しい、良い心を持った立派なやつであること、それが彼らにとっては大事なことでした。
 優しい心を持っていたホイミンが、その優しい心によって我々の心に残っている、そのこととまったく同じです。

 一方で、ドラクエ6には、モンスターじみたマインドを持ったガンディーノ前国王みたいな「人間」もいるわけです。

 だから、本当に、
「人間かモンスターかは問題じゃない」
 そうではなくて、
「立派な心や、優しい気持ちのあるかないかが問題なんだ」
 そういう結論を、ドラクエ6からは、導きだすことができます。

●主人公とバーバラにとっての「答え」

 そしてその結論は、そのまま、主人公とバーバラにとっての答えなのです。

「人間である自分と、ドラゴンであるバーバラが結ばれるというのは、どういうことなんだろう」
「ドラゴンである私と、人間である彼が、もし結ばれたとしたら、どんな結末が待っているのだろう」

 その答えは、「種族の問題ではない」

 バーバラがドラゴンであるかないか、主人公が人間であるかないか、種族が同じか別なのかは、問題ではない。彼と彼女の「心のありかた」がどうなのか。それが2人の将来や、運命を決めるのであって、ただひたすらに心が問われているのだ。

 というところまで……まぁ、読もうと思えば、読むことができます。

●マスタードラゴンのその後

 全6回で公開したエントリの反応をちょいと見てたんですが、
「マスタードラゴンが人間とドラゴンの間に生まれたのだとしたら、ドラクエ4で天空人と木こりとの仲を裂くのはおかしい」
 という意見がありましたので、そのことにはちょっとだけ補足しとこうかなって思います。

 ドラクエ天空シリーズは、「マスタードラゴンが悟りを開いていく物語」という側面があると思うのです。

 ドラクエ6から4までの間に、どのくらいの時間的スパンがあるか、ハッキリとはわかりませんけど、たぶん千年なんて経ってないんじゃないかな。
 人間でも、人間でないものでもかまいませんけど、たとえ我々が数百年生きたからといって、そうそう立派な、神様のような人格になんてなれやしませんよ。

 ですから、つまり、マスタードラゴンというのは、ひどく「若い神」だと思うのです。
 ミもフタもない言い方をすると、マスタードラゴンさんはまだお若いから、心が狭くて独善的なのです。

 心が狭くて独善的だもんだから、天空人の女の子がたくましい木こりの青年を好きになっちゃって、カケオチみたいに出てっちゃうと、
「私に断りもせずに勝手なことをしおって!」
 かなんか、昔気質の家長みたいなことを言って、娘を力ずくで連れ戻して、相手の男にはカミナリを落とす。このカミナリを落とすというのはたとえ話ではなくて、本物の雷を落っことして感電死さしちゃう。もう、ほんとに優しくない。ひーどい。

 この、若くて心が狭くて独善的なマスタードラゴンさんは、ドラクエ4の主人公が大冒険をして悪の首領をやっつけて、世界に平和を取りもどしたとき、「よしよし、おまえに最高のごほうびをあげよう」みたいなことを言い出します。

 そのごほうびとは、「天空城に住んでもよろしい」という許可のことでした。
 天空城はマスタードラゴンのお城です。

 マスタードラゴンさんは若さのせいで心が狭くて独善的なもんですから、
「我が輩が世界で一番偉い」
 と思っており、
「世界で一番偉い私のそばにいられるという、これほどのご褒美はないだろう?」
 という気持ちでもって、そういう提案をしたわけです。

 が、ドラクエ4の主人公は、
「そういうご褒美は、べつにいらない」
「地上にいたいから、天空城に住む権利はいらない」

 といって、さらっと断って、あっさり地上に帰っていくのです。

(このあたり、ドラクエ1の竜王の「せかいの はんぶんを おまえにやろう」のくだりと極めて類似、ほとんど同質のものであることは、少し注目してよいと思います。閑話休題)

 世界最高の権威である自分が、世界最高の地位を与えようというのに、この目の前の青年はそれを「どうでもいいもの」だと見なすのです。
 マスタードラゴンは、天空城には世界中の最も善きものだけが集まり、もうぶっちゃけ、この世で一番素晴らしい場所でしょう! と思っていたフシがあります。
 そういう場所にあえて背を向けるとは、何たることだ、わかっとらん! みたいなことを考えた結果、かつて地上で恋をした天空人の美女をビシビシと罰したりしたわけでした。

 ところが、世界を救うという偉業をなしとげた立派な青年が、
「天空城に住むということに、価値を見いだせない」
 と、かつての天空人と同じことを言うわけだから、これはビックリします。

「私が世界で一番偉いし、私の城は世界で一番尊い場所!」
 というあつかましいことを思っていたマスタードラゴンは、アイデンティティ・クライシスを起こすわけです。

 えっ、天空城に住むことは、最高のごほうびじゃないの?
 私のそばにいられるのに、それは嬉しくないの?
 うそぉ!?
 じゃあ、誰のそばにいることが、一番嬉しいの?

 ということで慌てた結果、
「えーと、えーと、じゃあ幼なじみのシンシアを生き返らせてあげよう! それでどう!? このごほうびなら嬉しい?」
 ということで、ドラクエ4のエンディングにおいて、シンシアが蘇るという奇跡が起こった。そういうふうに私は考えているわけです。
(ドラクエ4は、幼なじみのシンシアが、主人公をかばって殺されるという衝撃的なイベントがあります)

「尊い天空城に背を向けた罰として、マスタードラゴンは恋する2人を引き裂く
 というところから始まった物語は、
「尊い天空城に背を向けた男への(代わりの)ご褒美として、マスタードラゴンは恋する2人を再会させてあげる
 というところに着地する。

 始まりと終わりがひっくり返ってつながっているのです。

●マスタードラゴンの「悟り」

「尊い天空城に背を向ける」というアクションに対して、物語の前と後で、マスタードラゴンは全く正反対の扱いをしているわけですから、
「マスタードラゴンには大きな心境の変化があった」
 ことになります。

 というか、この「心境の変化」を表現するために、これらのエピソードが設定されている、というのが私の見かたです。

 マスタードラゴンは、地獄の帝王エスタークを倒した英雄神です。
 ドラクエ4の主人公は、復活したエスタークを再び倒し、さらにエスタークの後継者ピサロを倒すという偉業をなしとげました。ドラクエ4の主人公は、マスタードラゴンと同等の偉業をなしとげた英雄です。

 その英雄が、

 マスタードラゴンのいる天空城より、仲間のいる地上のほうに価値がある。
 マスタードラゴンのいる天空城より、思い出の詰まった無人の廃村のほうに価値がある。

 そんなことを言い出すものだから。
「私が世界で一番尊い。私の場所が世界でいちばん高貴」
 と思っていた若いマスタードラゴンは、内心で衝撃を受けただろうと思うわけです。

「私が一番尊いと思っていたが、どうも、そうでもないらしい……」
「人間の世界には、私や天界などよりも、ずっと尊いと感じられるものがあるらしい」
「それを知りたい」

 ですから、マスタードラゴンは、ドラクエ5では、「人間の世界で」「人間に化けた姿で」登場するわけです。
 今まで自分が理解しなかった、「もっと別の尊さ」というものを知りたい。それは人間たちの中にあるらしい。
 天空城で威張っていては決して知り得ないもの。
 それを知ろう、という「成長への欲求」が芽生えました。だから地上に住み、地上を探索するということをし始めた。
 地上に興味津々なあまり、天空城から落っこちた天空人ルーシアにも寛容になる(かつての若い彼なら大激怒しそうだ)。
 若い神は、成熟した神になろうとしはじめた……

 そして。
 天空城よりも、マスタードラゴンよりも、はるかに尊く高いもの。
 そういうものがあることをはっきりと理解したとき、「自分は最も高みにある存在だ」と自己認識していたマスタードラゴンはついに、
「人間を背中に乗せて飛ぶ。自ら進んで人間に呼びつけられ、人間の乗り物になる」
 ということを行なうようになった。
(ドラクエ5は、マスタードラゴンを呼んで空を飛ぶことができます)

 生まれが高貴かそうでないかということは、全く問題ではない。
「絆」と「心根」である。
 コトバにしてしまうと陳腐なんですが、そういうことだと思うのです。天空の神よりも高貴なもの、それは絆と心根だ。それをはっきり悟ったとき、マスタードラゴンは、人間に踏まれて乗り物になるということを、まったく恥とは思わなかった

 若くて独善的な神は、ここにきて初めて、寛容で成熟した神になったのだ、というのが、私の見ているドラクエの物語です。

 マスタードラゴンは偉大だから最初から成熟しているはずだろう、というのではなくて、若い未成熟だった神が成長していく「マスタードラゴンの物語」というバックグラウンドストーリーがあるだろう、というのが、私の見かたなんです。

 なんですが、これもまあ、ただの想像といえば、想像ですけどね。

 ちょっと仏教説話みたいな雰囲気があるので、個人的にはこれを「マスタードラゴンの悟り」と呼びたい気持ちでいます。

 そして。
「生まれが高貴か否かではない、要は心だ」という悟りは、ドラクエ6の「人間かモンスターかが問題なのではない。要は心だ」という結論と、ぴったり重なっています。

(了)

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コメント

コメント失礼します。まず初めにこの記事「ドラクエ6」が本当に目指したもの」を読ませていただきとても感動させていただきました。 最初にドラクエ4をプレイし、レベル上げ。ボスを倒しエンディングにたどり着いた時の達成感と話の終わりを見れた喜びは今でも忘れられない良き思い出です。そのため天空シリーズには思い入れのある作品でもあるのですか、このような、深い話につながるとは、思いもしませんでした。 この記事にたとり着いたのは、ドラクエ6EDでのバーバラとの別れの意味 真相 答えでした。 大好きだった天空シリーズをこのままで終わるのはEDを見ていないような気持ちでいました。しかし、この記事を読んで、わたしの心の中での天空シリーズ最後の「End」が見れました。 感謝のコメントとさせていただきます。ありがとうございました。 

>初ドラクエは4。5そして6へ。さんへ

 こんにちは。読んで下さって、ありがとうございました。もやもやした気持ちがすっきりされたようで、こちらとしても嬉しいです(^_^)。初めてやったドラクエが4というのは、けっこう理想に近いドラクエ体験かもしれませんね。

お邪魔します。ドラクエ6を小学校の時にプレイしました。正直漠然と好きだったのですが、ブログのおかけでより好きになりました。感謝です。さらに4から5へと物語の繋がり方、マスタードラゴンの心境など大満足です。1番6が好きといってきて良かったです!
堀井さんも加納さんもすごいです。ありがとうございました(^_^)♫

>洲本市さん
 こんにちは。ドラクエ6が一番好き同盟の同志ですね。こちらこそありがとうございました。洲本市は堀井さんの故郷ですね。同郷なんでしょうか、ちょっとうらやましいです。

検索からこんにちは。
主人公とバーバラカップル説が受け入れられなくてたどり着きました。結局とことん論破されてがっかり(笑)

ドラクエでは6が一番好きです。はじめてのドラクエでした。
Sfcではデータが消えて消えて悲鳴をあげつつワクワクしながら最初からやり直していました。結局クリアしたのはdsがはじめてに。

そんななので色々知らないことがありまして、ご想像の話を読んでいて、へぇ~と面白く読みましたが
残念ながら私には受け入れられませんでした。
もし真実が明らかになったなら、高い確率でこの説が肯定されそうだとも思います。

ですが、バーバラが預けられない理由がそんな制作者の都合というのが許せません。恋する理由が強制とか夢もへったくれもないがな!
無理矢理でもいいから預けられない別の理由をこじ付けてくれていたならよかったのに!

私はこれからも純粋に世界を救った人の話と思っていこうと思います。

でも、もしこちらの説のような裏設定もゲームとしてちゃんと物語られてたらおっもしろかったろーなー!
6がつまらないとか言う人も減っただろうに。くやしい。
DSで新しい情報が出てこないことに怒るプレイヤーの気持ちがやっとわかりました。

こちらの説にたいして拒否する気持ちではいますが、知れて面白かったです。知らなかったり聞き流していた情報も多かったし。
記事にしてくれてありがとうございました。

あ、ひとつどうしても言いたくなりました。

マスタードラゴンの悟りは感動しました。
シンシアはやっぱり生き返ったのか。記憶がおぼろげでedをよく思い出せなくなってきたので
エルフ?(耳がとんがり)だからピサロの情けを受けたのかもと思ってました。

まぁどっちでもいいや
最後には人間をのせて飛ぶんだもんなー。言われてみれば恋仲を引き裂いていた人と同一人物なんですよね。感慨深いです。
「私が一番尊いと思っていたが、どうも、そうでもないらしい……」
どうもそうでもないらしい。という言い方がなんかウケました。
すごい衝撃の発想だったろうな。

とあることがきっかけでバーバラの素性の詳細が気になりここへ辿りつきました。1から読ませて頂きましたが、大変面白かったです。

確かに妄想乙、で片付けられそうなものではありますが、インタビューやゲーム内設定でそれに対する裏付けがきちんとされていたので、納得しながら読み進めることが出来ました。

ただ、他人の妄想に乗っかりそれで良し、とするのも一つではあると思いますが、それは堀井さんの良しとするところではないでしょうから、ここの妄想も踏まえつつ、また新たな気持ちで久しぶりにプレイしてみたいと思います(そう思わせてくれるだけの素晴らしいものでした)。ありがとうございました。

上で「6好き」さんが書いている、「主人公とバーバラカップル説が受け入れられない」という気持ちは、私にもありました。そのカップリングが嫌いというよりも、シナリオの中で強制されるのが気に入らない、様々な可能性を残しておいてほしい、という気持ちです。
加納さんの一連の考察を読ませていただき、深く納得した今は、堀井氏が「バーバラ・ドラゴン・笛の三題噺」をボツにした理由には、その点もあったのではないかと思っています。
プレイヤーは、当然ながら、主人公に感情移入して物語を進めます。そして、女性キャラの誰かを好きになれば、主人公とその娘のカップリングを妄想するのは自然な流れです。バーバラが一番という人もいれば、ミレーユが至高という人、ターニア以外ありえないという人もいます。主人公とバーバラが結ばれると明言してしまっては、他の娘派なプレイヤーたちが、がっかりしてしまいます!
堀井氏は、そのことに気づいて、ほぼ完成の域にあったシナリオを、断腸の思いで崩したのではないか。加納さんの考察にあった2つの理由もたいへん納得のいくものでしたが、それに加えてこういう理由もあったのではないか。そんなことを、読みながら思いました。

漠然と抱いていた6への不満が粉々になるほどの衝撃を受けました。
おそらくこれは意識して書かれなかったのだと思いますが、この考察を読んだ後だと、ドラクエ4におけるピサロとロザリーという二人の関係が、まさに物語の起点であり終点のように思えてきました。
ならばこそ、リメイク版の4という6の果てにある物語においては、ピサロはそれまでのバーバラたちと同じように、人間の側に立ち、救われるものになったのだろうと考えられました。こうなると、納得いかなかったピサロの味方化も納得できるものになりました。

また、5における主人公の魔物使いという立ち位置も、魔物を人に繋げて街で暮らさせるという、ゲントやカルベローナと同じ……と考え出すと、
天空シリーズのあらゆる要素を見る目が変わってしまいました。

素晴らしい考察文をありがとうございました。

不思議と泣けてきました。
ドラクエ4,5,6は自分にとってはあまりにも遠い過去です。
だからほとんど覚えていない。
だけど優しい雰囲気は覚えています。
「大切なものは目に見えない」
見えていなかったんだなぁ。私は。
すばらしい考察でした。
ありがとうございます。

凄い!天空シリーズのモヤモヤ感が晴れ、スッキリした気分になって来ました。
そして、そういえば「スライムはルビスが創った魔物」という話が、確か『精霊ルビス伝説』にあったような、と、思ったところで、ロトが「土」の精霊の血統(かつ、人間との間に産まれた異端児)という話と、土の精霊の祖が運命を司る竜だったとか、『精霊ルビス伝説』のストーリーが浮かんできました。
何だか繋がりそうな気がするのですが、手放してしまったので確認できず……でも一応書いてしまいますw
ともあれ、素晴らしい考察ありがとうございました。

加納さんはルビスは「この島には昔~」と言っているけど天空シリーズとロトシリーズの繋がりはないのではないかと書いていらっしゃいますが、私はむしろこの考察を読んで天空シリーズとロトシリーズには明確なつながりがあるのではないかと思うようになりました。

例えばバーバレラが人間になったドラゴンだとするとそのドラゴンは誰だったのでしょう?
DQシリーズには魔物としてドラゴンが沢山出てきますから、そんな有象無象のドラゴンの中の一匹がバーバレラになったのでしょうか?
私にはそうは思えません。
だってバーバレラの子孫であるバーバラは主人公との間にマスタードラゴン(神)を設ける(予定だった)わけですよ。
有象無象のドラゴンの子孫がいくら異種交配をしたからといって神になるというのはちょっと説得力がない。
その血筋から神を生み出すわけですからドラゴンだった頃のバーバレラもきっとそこいらの有象無象のドラゴンではなかったはずです。
じゃあ誰なのか。
私はバーバレラはりゅうおうの子孫なのではないかと思うのです。
りゅうおうはDQ1ではラスボスとして登場しますが、そもそも竜神の一族の末裔です。
そう、マスタードラゴンと同じドラゴンタイプの神なのです。
神の一族の末裔が神を生む。
こっちの方が説得力がある気がします。

また、人間になったドラゴン=バーバレラは魔法を得意とする一族の祖になります。
でもドラゴンが人間になったとして普通魔法使いになりますかね?
ドラゴンと言ったら魔法と言うより巨体から繰り出されるパワフルな攻撃(と口から吐く炎)というイメージがあります。
であれば人間になったドラゴンは魔法使いではなく筋骨隆々な戦士になるというのが筋な気がします。
それが有象無象のドラゴンであれば。
でもりゅうおうなら違います。
りゅうおうは、DQ1の勇者と戦う際、真の姿を表す前には魔法使いの姿をしています。
何故りゅうおうは魔法使いの姿をとっていたのか。
りゅうおうが魔法を得意としていたからと考えるのが自然でしょう。
それを裏付けるように魔法使い形態のりゅうおうは、DQ1では最強の攻撃魔法であるベギラマを使います
そんなりゅうおうの子孫であれば人間になっても強い魔力を受け継いで、魔法使いの一族になったとしてもおかしくはありません。
ちょっとこじつけ過ぎな気もしますが、回復魔法を得意としていたホイミスライムがゲント族になったという仮説を考慮すればバーバレラも元から魔法を得意とするドラゴンだったと考えるのは自然なことのように思います。

そして極めつけが加納さんの書いておられるりゅうおうの「世界の半分を~」発言とマスタードラゴンの「天空城に住んでもよろしい」発言が似ているということです。
これは単なる偶然ではなく、意図して行われたりゅうおうとマスタードラゴンが同じ一族であること示す為の演出だったのではないでしょうか。

ロトシリーズと天空シリーズの繋がりを示すのはルビスの「この島には昔~」発言とバーバレラ=りゅうおうの子孫仮説だけではありません。
DQ3(SFCリメイク版)にはゼニス1世が登場します。
DQ6の後に発売されたDQ3リメイクでわざわざゼニス王を1世とまで明言して登場させたのはロトシリーズと天空シリーズの時系列をはっきりさせるという意図によるものなのではないでしょうか?
また、DQ6での勇者は誰にでもなれる職業ですが、普通は転職の条件としてバトルマスター、賢者、レンジャー、スーパースターの4つの職業をマスターすることが求められます。
しかし何故か主人公だけはそのうちの一つをマスターするだけで勇者になることができるのです。
これはもしかするとロトの血を引いていた為、他のキャラクターよりも勇者の素質があったという事なのかもしれません。

今更ながら読ませて頂きました。

当時プレイしていて、6のもやっとした雰囲気は割と好きで、しかしながら仲間キャラの喋るテキストが序盤以外いくらなんでも少なく、それが不満でもあったのですが
物語を想像するヒントはこんなにたくさん転がっていたんですね。目からウロコでした。

マスタードラゴンの捕捉もとても面白かったです。
バーバラのくだりも然りですが、こうして見るとドラゴンの探求というタイトルの意味もなんとなくわかります。

かつ「コトバにしてしまうと陳腐」とおっしゃる意味も。
ゲーム内はもとより、設定資料集みたいので読んでしまっていたら、今のこの感動はなかったんでしょうね。

私は今まで、「作品のために作られた設定は、作中ですべて使い切るべき。」と思っていましたが、全くそうではないということがよく分かりました。

ここで考察されていたようなことが、ゲーム中に全て説明されていたら、あまりの押しつけがましさに胸焼けがしてゲームを楽しみきれなかったいたことだろうと思います。あれくらい上手く情報を剪定したおかげで、テンポよくゲームができ、しかも何かしら心に残すことができるような、絶妙なバランスになったんですね。

あらためて、ドラゴンクエストが持っている現代の民話のような性質がよく理解できましたし、そのことに気づかせてくださったことにとても感動しています。

たいへん興奮しながら読ませていただきました。

夢織時代さんも書いている事ですが、リメイク版DQ4の真のエンディングでの、ピサロとロザリーの関係こそ、まさに『異類婚』のモチーフに合致しますね。

っと、ここまで書くのは無粋だと、加納さんは考えて、それこそ「開いた」ままにしたのでしょうか。

元祖FC版DQ4では「容量の問題」で幻の最終章をまるごとカットした、という事になってますが、真相はどうなんでしょうね?

僕は、これ、嘘じゃないと思います。
理由は長いので、僕も「開いた」ままにしておきますが(笑)

とても興味深い話でした。
そう考えると、竜と人の姿を持つ者と人間との間に生まれた子供が世界の希望となる。
というなかなか面白い設定が未使用になったから、後のドラクエで再利用されたのかもしれませんね。(一応具体的なナンバリングは伏せておきます)

感動で鳥肌が立ったり涙が出たりしました。
バラバラだった心の中のパズルのピースがすべて組み合わさりました。

名作ばかりのドラクエの中で、6は今ひとつストーリーがはっきりしなくてピン
と来なかったのですが、この記事を読んで、納得したと言うか、感銘を受けたと
言うか。
すごく深い話に、自分が気付かなかっただけなのだと、反省しました。
反省したというか、衝撃を受けました。
マスタードラゴンに雷を落とされて感電死した気分です。

ここまで深い話を想定しておきながら、煩わしさも押しつけがましさも感じない
ように仕立て上げた堀井さんの手腕はいかばかりのものか。
もちろん、それはかのうさんの考察によるものなのですが、ゲームストーリー作
りの妙を感じました。

すばらしい考察をありがとうございました!

とても面白い記事でした。
ありがとうございます。

ひとつ疑問に思ったのですが、
 ●マスタードラゴンのその後
  「マスタードラゴンが人間とドラゴンの間に生まれたのだとしたら、
  ドラクエ4で天空人と木こりとの仲を裂くのはおかしい」
 という意見があったようですが、そもそもこの意見自体に疑問を持ちました。

たとえば、親が日本人と外国人で自分がハーフで日本住まいだった場合に
自分の周りで外国人の人と結婚しようとしてる人がいたとして100%賛成するでしょうか?
親が国際結婚だからと言って、子供が国際結婚に賛成しないとおかしい!という
この意見の方がおかしいのでは?と感じました。
もちろん「若い神」というのも一理あると思います。
ですが、マスタードラゴンが6主人公とバーバラの「国際結婚賛成!」の意思を
受け継いでいる前提ではないのかなと…。
なのでマスタードラゴンが二人の子供で、なおかつ4の主人公両親の仲を裂くのは
特に矛盾してないなと思いました。

的外れな意見で申し訳ないです…。

最近ドラクエをまたプレイして、ドラクエの歴史に興味がでたので、この記事本当に面白かったです。
本当にありがとうございました。

現在DSDQ6をプレイしています、ちょっと気になり検索しここへ偶然訪れました
大変楽しく興味深く拝読させていただきました

DQ6にはドラゴンの悟り、はぐれメタルの悟りというアイテムがありますが
なぜ数あるモンスターのなかからこの2種が選ばれたのか
ドラゴンはDQのモチーフ、メタル系が人気と一言で終わらすこともできますが
ゲント一族やバーバレラへのヒントとしてのこの2種を登場させたのではないかとも思えます。ホイミスライムの悟りだと弱いから、そこははぐれメタルにしよう、と。

しかし改めてほりいゆうじはすごいなと感心してしまった。

>マスタードラゴンが人間とドラゴンの間に生まれたのだとしたら、
  ドラクエ4で天空人と木こりとの仲を裂くのはおかしい

これ見て思ったんですけどドラクエ4で主人公の父親に雷おとしたのがマスタードラゴンだって物語中で言ってましたっけ?
たしか「木こりが雷に打たれ、天空女は連れ戻された」みたいな表現だけだった記憶が…。

この記憶が正しければ雷は運の悪い偶然、もしくは勇者誕生に気付いた魔族の仕業…という線も考えられるんじゃないでしょうか?

はじめまして。素晴らしい記事でした、一気に読んでしまいました。いやもうこれ公式設定でいいと思うくらいです!
私もDQでは6が一番好きです。あとフローラ派です(笑)6の主人公もフローラも青い髪なので、先祖と子孫(なのかな?)らしいつながりを感じられていいですよね。息子はトゲトゲ髪だし。
ちなみに私は天空三部作の時系列が6→4→5の順だと知ったとき、こんな仮説を立てました。
「4の主人公の両親はそれぞれ、6主人公の子孫とバーバラの子孫である。」
ふたりは、その後お見合い(二人とも身分は高いので)などで結婚し、子孫を残していったのかな~と、愛し合いながらも結局結ばれなかったふたりだけど、時を越えてその子孫どうしが結ばれたなんてのはちょっとロマンチックかな、って考えました。
はやく勇者になれる素質をもち、伝説の武器防具を装備できる特別な血筋と、これまた超特別なバーバラの血筋が混ざり合ったからこそ、天空の勇者の誕生につながったのでは、というのが私も考えでした。

こっからは申し訳ないほど妄想が飛躍しますが、6勇者の髪は青、4勇者の髪は微妙に青みがかった緑(つまり碧色)なので、勇者の血筋をもっとも濃く受け継いでいるのは青い髪のフローラなのでしょう。最もパワーの強いイオナズンを使いこなせるのも、バーナラの血が入ってるとすれば納得です。幼少期より天空の盾が傍らにあり、不思議なパワーを感じていたというぐらいですから。

で、もう一つ考えたのですが、カップリング談義のお話でもあったように、主人公=プレイヤーの分身なので、「俺はミレーユが好きなんだッ!」という方もいらっしゃるということで、ひとつのパラレルワールド的な話になっちゃいますが、6主人公とミレーユがくっついたとしたら・・・、その世界の先のはるか未来の子孫がビアンカなんじゃないかと思ちゃったわけです。「金髪」で「女性が年上のカップル」という共通点もあるし・・・。(ミレーユは6主人公より5歳年上です。※ウィキペディアより)
しかしながらそんな仮説を考えていた私も、当記事を読んで、フッ飛びました、すべて、だってこんなに素敵な話があったなんて、もう今日からこれ信じる!信じます!

このブログに感化させて(?)いただき、スーファミのドラクエ6を再プレイして、サンマリーノの件でハッとさせられました。

まさに“異類婚”がキーワードだと。

DQ6物語補完から一気読みしました。
なるほど、異種愛ベースにしていくと、こういう見方が…!


自分は、「勇者の存在」「ヒトの価値」「ダーマの力」という面で、この十数年解釈してまして。

天空シリーズ、4~6については「天空の勇者」というのが通説ですが、個人的には
『ヒトの勇者、ヒトの秘められた可能性の力』の物語であると解釈してます。天空などの特別な血ではなく。生粋の人間の力だと。
7で「人は、誰かになれる」がキャッチコピーでしたが、それは4~6のテーマの一つなのではないかと考えてるわけです。

その理由ですが。
6→4→5 の流れのスタートである「幻の大地」、その中の「ダーマ」を軸にして考察しました。

「6」
現実世界にあった「ダーマ神殿」が滅ぼされ、夢世界でのみその力を発揮できるようになり、そこから生まれる「勇者」をはじめとする『ヒトの可能性』が魔を討つ…という形です。夢世界はヒトの可能性と想いの世界。それと現実の力が結びつき、一つの大きな力を生み出す物語である、と考えてました。
エンディングにて夢世界を具現化していたデスタムーアの影響が消え、ダーマ神殿へのアクセスは不可能となります。
夢世界=ダーマが司っていたヒトに潜在する可能性は、唯一具現化し続けている天空城へ集約されました。

「4」の時代
天空の民と地上の民が恋に落ち、勇者が産まれます。
夢世界サイド、ヒトの可能性と想いが、現実の力と結びついて大きな力となった図。
そして、その力は現実世界にある導かれし者たち、個々としては小さな現実の力と結びつき、更なる大きな力となり、魔を討ちます。その意味でミナディンとか胸熱。

「5」の時代。
夢サイドの血脈も時が流れるにつれ、現実世界の血がどんどん濃くなることで力を弱め、潜在的な神性に留まります。(ヒロイン3人の、ジャミのバリアを打ち消した力がソレにあたるかと)
その秘められた力が、神(マスタードラゴン=夢の力を司る者)から3界の門番の任をたまわったエルヘブンの血を引く主人公と出会い…
再び、現実の力と夢の力がバランスよく調和する時が来て、ヒトの可能性の象徴である「勇者」が産まれ、魔を討ち果たす物語。


以上、現実世界と可能性の世界に分かたれたヒトの力、それが一つになる時に勇者が産まれ魔を討つ。それが天空シリーズの構図なのではないかと解釈してます。
天空の力とは、6ではダーマが司っていたヒトの夢、想い、という解釈です。

…つまり、6→4は、ハッピーエンドではありますが、ヒトが夢の大きな可能性と力を引き出せない、ややいびつな世界でもあるわけですが…5世界の神、マスタードラゴンであるプサンの人間界放浪と、「人間もなかなかよいものだな」という作中の台詞で、神がヒトを信じ再びその力を人間に託していくことになっていくのかな、と。
マスタードラゴンが、ヒトの価値を探求していく、『ドラゴンによるクエスト』なのかなあ、とかなんとか妄想してました。その意味でも、5は大団円だなーと。
(このあたり、ドラゴンの悟り、という解釈と重なるかもしれません)


でも、6各所にちりばめられたモチーフにまでは目が向いていなかった不覚!
いいモン読ませて頂きました。
これから7解釈読んできます。仕事サボって。

エスタークは魔物でありながら「異種交配をせず」人間と通じ合うようになった存在なのかなあ、と思いました。実は「人間かモンスターかは問題じゃない」の一例かもしれないな、と。

文章が下手なので、流れを箇条書きにすると


・ダークドレアムは封印から解かれる
・誰の命令も聞かない
・ダークドレアムは主人公たちが倒す「モンスター最強のはずの魔王」よりも強い


・エスタークは封印から解かれるけど、再度封印される(倒されるわけではない)
・デスピサロを命令していたわけではない
 →この辺からダークドレアムの末裔(もしくはそのもの)の匂い

・進化の秘宝で人間から無理に魔物にさせられたデスピサロはエスタークと同形
 →エスタークは最強の存在で、その精子的なものが進化の秘宝?


・封印が解かれた裏ダンジョンにやっぱラスボスより強い存在として出てくる
・これまでは封印されるだけだったが、圧勝すると人間と仲間になる

→「人間にも自分より強いものがいる」「そのものと一緒に冒険するのもいいかもしれない」と考える

粗いですけど、こんなストーリーがあっても面白いなあ、と。

凄く面白かったです。マスタードラゴンへの疑問が解消しました。でもルーシアの登場は4です

偶々紹介のリンクを見てきたものです。
天空シリーズの考察には異論はないのですが、
バーバラ、ドラゴンの子孫説は、
あなたの深読みによる勘違いではないでしょうか?

1.バーバラやカルベローナの町の住人の説明に、あなたの説を裏付けるような状況説明はゲーム内になかったように思います。

2.バーバラにドラゴンに変身しなければならない使命があるとすれば、町の住人たちは「変身できるかも」というニュアンスではなく、
「変身してもらわなければ困る」と語ったと思います。

バーバラがドラゴンに変身出来る理由は、ただ単純に、
大魔女バーバレラの才能を受け継ぐバーバラ様なら、
一般魔法使いには使えない最上級魔法の一つ『ドラゴラム』の
ドラゴン変身魔法をマスターできる筈というニュアンスだったと
思いますが……

はじめまして。思わず全部読みふけってしまいました。
ずいぶん惹きつける文章をお書きになるなぁと思っていたら
やはりプロの作家さんだったのか と なるほど納得いたしましたm(_ _)m

当方ドラクエ6はかなりお気に入りの作品で SFC版はすべてをカンストさせました(笑)

と、挨拶が長くなりましたが、私も読ませて頂いてから自信の妄想が膨らんだので少々コメントにて。

おっと、Ctrl+Fで検索したら すでに「はぐれの悟り」がなぜ選ばれたかについての考察が!

私もそう思ったのです。ゲント族ホイミン説は 少なくともスライムに関わるものではあったのだろうなぁ と思いました。

これからも良い作品を世界に発信してくださいね。かしこm(_ _)m

はじめまして!
私はドラクエをはじめてしたのは保育園のときでした!
成長するにしたがってドラクエはしなくなっていったのですが
それは時間に追われるようになって
ゲームをする暇がなくなっていっただけで
本当は今でもしたいと思っています。
私はドラクエの物語はほとんど覚えてません。
ちなみに今24歳女です。
でもドラクエは大好きなんです!!
物語はほとんど覚えてないけど
小さい頃にした記憶があり
ずっとずーっと大好きなんです!
それだけ強烈で大きな存在なんです!
ドラクエシリーズの中で
私は6が1番好きです。
キャラクターたちにそれぞれ深いストーリーがあって
心いれしやすかったです。
私が1番真面目にやったのが6だっただけかもしれないんですが。
その6のなかでも1番バーバラが好きです。
なのでバーバラの存在が詳しく書いてあって
感動しました。
バーバラ1人になってさみしかっただろぉな。とか
マスタードラゴンが生まれるのを
心待ちにしながら天空の城にいたんだろぉな。とか
いろいろ考えちゃいました!
とっても素敵な想像補足。ありがとうございました!!!!!

はじめまして、素晴らしい記事に出会えて、嬉しく思います。

一連の考察は、とても納得できるものでした。
たしかにいくつかの要素は、全部語ってしまうと陳腐だし、そもそも言葉で語りたいものではなかったのではないか、とも思わされます。

私は、ドラクエ6は小学生のころに初めてプレイしました。熟練度上げばかりしていて、ぜんぜんストーリーの断片を記憶する能力も無い脳筋っ子でして……「進めればいいや」といった態度で小学生が遊ぶには、演出が控えめすぎたのではないかとは思います。

しかし、ドラクエ6で初登場したシステムとして「おもいだす」がありました。私にとっては、先にSFC版の3をプレイしていたのでそういう印象が無かったのですけれども。5以前のドラクエは、とにかくシナリオを前に進めるにも、物語を追うにも、そのようなシステムが無くとも問題のないものでした。
「ふかくおもいだす」で扱えるセリフは30に及びます。私のような、ものぐさゆえあまり使いこなさなかったダメなプレイヤーでも、スフィーダの盾を手に入れるためには使ったかと思いますがしかし、それでは3のピラミッドの謎を解く童べ唄、その情報を3つに分けて集めさせる、といったほどの意味しか持たないことになります。(元祖FC版の3は未プレイでわかりませんが、3には6ほど「おもいだす」システムが必要無いと考えます。オープニング直後に使うと隠しセリフに出会えるくらいで。)

つまり、シナリオ上必須の謎解きだけのために用意したシステムであるはずが無いのです。スフィーダの盾ひとつのために容量30はいくらなんでも多すぎます。それ以外は今までのドラクエのように、新しく行けるところになったところを探索し、住民のセリフを聞いてまわってとにかくフラグを立てて、…とやっていればクリアできるのです。ちょっと世界が広くて、探索の効率としてはたいへんですけどね。

なので、堀井氏としては、もうすこしプレイヤーに「おもいだす」を駆使してセリフを集めてほしかったのではないでしょうか。まあ、あれってけっこうめんどうくさいんですよね、何個も前に記憶したセリフまでいちいち遡って、整理したりするの。

でも、いくらドラクエが、子供向けにRPG入門としてあるものだとしても、ウィザードリイなんかは自力でマッピングして、ってそういうゲームだったわけですよね、RPGというのは。それを思うと、ちょっと反省させられます。

あと、物語という面での加納さんのおっしゃることに頷きます。なぜなら、20年ほど生きてきて、過去に聞いた言葉、消化されなかった言葉こそが、後になって思い出され、意味を持つ。通り過ぎなかった言葉が糧になる。問いは育つが、その場で消費された答えは育たない。そう思うからです。

大変興味深い記事でした。
こちらの記事をきっかけに天空シリーズ引っ張り出しました。

特に6は記憶からごそっと抜け落ちていました笑

それを補うように楽しんでおります。(仕事終わりの1時間~2時間ほどですが…)
子供のころはひたすらレベルを上げて、ボスは初見で倒すことを目標としていたのですが、
こちらの記事を読んで、様々なテキストから見えてくることがあるのだなぁと。
それを楽しんでみようと思います。

素敵な記事をありがとうございました。

推察、推理小説のようでワクワクしながら一気に読みました。
内容、堀井氏の最初のシナリオと大きな違いはないと思います。
ただ推察を読ませてもらった後でも世に出たドラクエ6への評価は大きくは上がりませんでした。
問題はエンディングです。

私は名前の通り最初のプレーではヒロインをターニアとしてクリアーしました。HPが少なくMPの多いバーバラは馬車からの回復要員で、外せない特殊な仕様にも気付かずただの仲間の一人でした。
で問題のエンディング、シーンはレイドック城です。王様から恋人の関係かと茶化され、そして消えて別れるシーン、二人には恋心があったと私は取りました。
その時自分が「間違っていた」こと気付きました。と同時に不快を感じました。何十時間もかけてクリアーしたのに物語の読み方にダメだしをされた様に感じてしまいました。

ボカしたシナリオにしたならばエンディングもそれを受け止めて欲しかった。
お城のシーン、例えば城に入ると仲間がみんな集まっていて宴会、みんなと話すバーバラそして消え始める、みんなが集まりお別れの挨拶をして消える。これならば多くの解釈を受け止められたはずだと思います。

またエンディングであのシーンが必要ならば、シナリオではもっとバーバラについて説明するべきだと思います。
全部を説明しては確かに野暮でしょう。
しかしコレでは足りなさ過ぎます。小さなイベントでいいから散りばめる。パーティーメンバーに選ばれる様に強くする。野暮と言われずにでもやれる事はあったと思います。

一点、推察で違うと思った点はシナリオをリメイクで直していないことに関してですが、これは出した作品を変えないためで、現時点で堀井氏が納得しているかは関係ないと思います。

すみません、ダメ出しばかりになってしまいましたが、全然違います。
本当にすばらしい考察を読ませていただきました。ありがとうございました。

大変、楽しく読ませて頂きました。昔から自分が妄想していた内容に近いところが有り、何となく嬉しい気分でもあります。
読んでいて自分の妄想が膨らんだ部分として、ドラクエ4にて、マスタードラゴンが勇者の両親の仲を切り裂いた理由としては、自分の両親(6主人公&バーバラ)が離ればなれとなってしまい、自身も寂しい思いしたことからくる、嫉妬心があったのかなーとか、思いました。それでいて、色々な逆境を乗り越えて世界を救った勇者の姿をみているうちに、自分も頑張ろうと改心したとかw。
まあ、何にせよ、色々妄想ができるストーリーって素晴らしいですよね。

久々にDQ6をして訪問しました

モンスターになっちゃう人間には、これも想像に任されているところですが、テリー=ダークドレアムの話題がありますね

まさに、人間かモンスターかが問題なのではない。要は心だ。ですね
またもう一周DQ6してきたくなりました
いいお話をありがとうございます

こんにちは。たいへん興味深いお話でした。

正直、私はドラクエVIはドラクエ臭の少ない、よくわからない物語だなと感じていていて、ドラクエシリーズの中で自分の評価は低めでした。

このブログの最初の仮説の存在も知らなかった私には衝撃的でした。
なるほど~となる部分も多く、また補足のマスタードラゴンのところも感動しました。

またプレイする時はこの話を思いだして楽しみたいと思います。ありがとうございました。

コミック版がバーバラといい仲なのも、間接的な証拠となりそうですね

素晴らしい考察で感動しました・・・が、
個人的にはマスタードラゴンはバーバラと6主の子ではないと思います。
というのもあの卵は結構前から置いてあるようで、(ゼニス城が封印される前から)しかももうすぐ生まれるらしい。こないだ主人公と会ったばかりのバーバラが産んだというのは無理があるような気がします、。
なので6主とバーバラの子はマスドラではなく天空人なんだと思います、んでその子孫が4の主人公。

本日初めて拝見させていただき、やはり様々な伏線を隠し持つドラクエの奥深さに感動しました。
考察の成否は別として、これこそ堀井さんが望んだ最高のプレイヤー像なのではないかと感じました。

最後まで楽しく読ませていただき本当にありがとうございました。
いずれこの答え合わせができるような、作品がまた今後ドラクエシリーズで復活することを楽しみにしています。
残念ながら現在のドラクエをした事はありませんがシリーズ8作目よりリアルな世界観がどうもとっつきにくくプレイしていません…。2Dグラフィックで期待している今日この頃です(笑)

話はそれましたが、あなたの考察を読ませていただき、テリー=のちの魔族説も有力になりました。初めて聞いた時は眉唾物の説でしたが、人間になった魔物、魔物になった人間の存在が想像のひとつのストーリーとして隠されててもおかしくはないのではなかろうかと感じました^ ^

ぜひまた様々な意見を聞かせていただける機会を楽しみにしています!

こんにちは。ドラクエ6の物語、とても楽しく読ませていただきました。
ドラクエ6の夢のテーマがとても好きなのですが、それがこれだけ良い話にまとめられていて嬉しくなりました。
ずっと昔からこのような考察を読むのが好きだったのですが、2012年になってもこれだけドラクエ6を深く掘り下げているのを見て、やはり嬉しくなりました。
自分の中で、印象深いけれどどこかもやもやとしていた話がまとまって、良い終わりを迎えたような気がしています。
とても素敵な考察をありがとうございました。

絶賛の嵐なようなので、敢えて同じことを書くのも蛇足中の蛇足なのは理解できるのですが、それでも言わせて欲しいですね。
素晴らしいと。
推理推察が素晴らしいだけでなく、どの順番で書くと分かりやすく面白いのかまで計算されているところに何より感心しながら読んでいましたが、最後の最後にあなたがプロの物書きであることを知って『そりゃうまくて当然だわ!』と勝手につっこんでしまいました(笑)
どうやら素人の私に嫉妬する必要はなかったようです。

私は5が一番好きで、次に6が好きです。
新太さんが5はあまり好きじゃないというのが結構ショックです(泣)
因みに一番好きではないのが7なのです(理由はあの対岸にある塔にはいついけるのかな?的なドキドキがないから)。
新太さんがなぜ5をあまり好きじゃないのか知りたいですね。
私なりになぜ好きじゃないのかわかった気がしましたが、それこそ最大の蛇足になりそうなので割愛しますm(_ _)m

ドラクエ系のまとめサイトから飛んできて、チラッと読んでみるか、くらいの感じで読み始めましたが、一気に最後まで読んでしまった。じっくりと過去プレイした記憶と照らし合わせて読んだので、一時間くらいかかった。こんなに集中した事はここ10年ありませんでしたw

本当に感動した!自分のアタマでは100年プレイし続けてもそこまで至りません!ドラクエ6はストーリーが漠然とし過ぎていて、自分の中では低評価な作品でした。ですが、衝撃。脳に稲妻が走りました。全く見る目が変わりそうです。手元にDSのドラクエ6があるので、近々プレイしてみたいと思います。

加納新太先生、あなたの名前はしっかりと覚えました。早速書店に行ってきますよ!

こんにちは。偶然発見しました。

素晴らしいです。
あまり色々書くのも無粋ですし、既に他の方々が書かれているので省きますが、心から楽しませて頂きました。
もちろん真相はわかりませんが、少なくとも辻褄はあってますし設定として素晴らしいと思います。個人的には信じたいですし、そうであっても全然おかしくないストーリーだと思います。
何人かの方がいくつか矛盾点などを指摘しておられますが、おそらく多くのストーリーを削った際に、そのままだとおかしいのでいくつか細かい設定を変更したのだと思います(ゼニス城の卵など)。

また、本編最後の「作品のサイズ」論がとても好きです。
例えば私は村上春樹氏の作品が好きですが、少なくない人が氏の作品を嫌っています。それは、伏線が回収されず、結局何が原因、理由だったかが語られないままだからです。しかし、だからこそ残る「浮遊感」というか、何回読んでもすっきりしない感(それこそ消化不良感)が、虜にするような気がします。気づかれないように周到に用意された伏線を最後にしっかり改修するような、東野圭吾氏のような作品も、読了後の「思わず膝を打つ」感覚も面白いのですが。

ドラクエは1から6までしかやってない(残念ながら一般的な認識では既に)おじさんカテゴリーの私は、これら6作品すべて好きですがたしかに6は独特の雰囲気を醸し出すことに成功していますよね。ずっと、一番好きなのは5だと思っていたのですが、実は最も多くプレイしてるのは6だったりします。

最後にもう一度、ありがとうございました。

ドラクエが大好きな22歳女です。
本当に小さい時からドラクエが大好きでした。両親が夜な夜なドラクエをやっていたそうで…お腹にいる時からドラクエの音楽を聞いていたんだと思います。そうでなければ説明がつかないくらい、ドラクエが大好きなんです。こちらのサイトにふらっと来たのですが、目から鱗、感動しっぱなしでした。ドラクエ6の独特な世界観が大好きで、一番好きなシリーズは6!と言い張っていたものの、もやっとしたストーリーを理解できていたわけではなく、なぜ好きなのかを具体的に説明できない状態でしたが、この仮説を読ませていただき、パズルのピースが綺麗にそろった感覚がしました。本当にありがとうございました。

本当に楽しませていただきました。
自分も最初、ムドー倒しに行くときに
「何でお前来ないんだよ!お前強いのに、困るじゃん!」
とか思ってました。
ですが、いろいろな説を知り少しは理由が分かってきましたが、まだモヤモヤした部分があり、「この説の根拠は?」とか思ってました。
この仮説で根拠をも知りえることができました。
自分は最後、バーバラが消えるときに、結ばれると思ってたのにと泣いたのを覚えています。彼女にもいろいろあったんですね・・・
やはりドラクエは奥が深い!w
そしてこのような作品が描ける、堀井さんもとても偉大な方だと改めて思い知らされました。
この仮説は、一冊の本にまとめたほうがいいのではないかと思いました。
本当にありがとうございました。

とても面白い考察でした。
内容はもちろん、書き方や読ませ方も良くできていて、どんどん引き込まれてしまいました。

この考察を読みながら、6のストーリーに1つだけ疑問が浮かびました。
それは、物語序盤の精霊の儀式にて、ターニアにルビスが降りて?啓示をするシーンです。

ただ啓示をするだけなら、わざわざターニアに降りなくても、主人公に直接語りかければいいわけですからね。
それに、精霊の使いの役をターニアがやるのは今回からということですが、これも出来すぎてるように思います。なぜ、前任の人には降りてこなかったのか。

単に、夢の世界では枕元に立つことができないからとか、兄妹の関係を強調させたかっただけとか、主人公が17歳(でしたっけ?)になったときに、偶然、精霊役が交代になっただけとも考えられますが、本当にそれだけでしょうか。

…まだまだ、ドラクエ6には考察(という名の妄想)の余地がありそうですね。もう一回、仲間との会話含めて、どっぷりやってみましょうかね。

ドラクエ6が一番好きな作品なので非常に楽しく読ませていただきました。
なるほどなるほどと思いながら呼んでいる内に熱心にプレイしていた少年時代を思い出して何故か胸が熱くなってしまいました。
もう何十回とプレイしているのにまたやりたくなってしまった…素晴らしい考察ありがとうございます。

こんにちは、はじめまして。
考察一通り読ませて頂きました。そういう解釈もあるのかなーと思いましたが・・・
やはりバーバラヒロイン説だけは納得いかないです;
DQは1~6と9をプレイ済みなのですが、6は正直あんまり好きじゃない作品でした。
その理由の最たるものが「バーバラをパーティから外せない」という仕様でした。
6には「転職システム」がありますね。ダーマまで行けば誰でも呪文・特技を覚えて行けるというあのシステムです。6はMP消費の無い「特技」が強く、「せいけんづき」「ハッスルダンス」「しゃくねつほのお」あたりを覚えればいいので、必然的にパーティに入れやすいのは「主人公」「ハッサン」「ドランゴ」「アモス」あたりになってしまいます。それでは色気が無いという方は「ミレーユ」あたりを入れるのでしょうが(私もハッスルダンス係で入れてました)
このシステムでいちばんあおりを食ったのが魔法使い系の「バーバラ」だと思うんです。いくらMPが多くても特技ゲーなバランスでは必然的に戦闘に出してもらえなくなると思います。
そんな私も、バーバラというキャラを最初から嫌いだったわけじゃありません。むしろSFC版DQ6発表時にいちばん可愛いな、と思ったのがバーバラです(見た目的に(笑)ちなみに4ではアリーナが好きで5ではビアンカ派、ということで大体理由分かって下さると思います(笑))
そういうわけで、6はムドーを倒すまで非常に面白くプレイしてました(この辺はネットでも皆さんよく言われてますね)バーバラドラゴン説も大いにありだと思います。
ですが、ダーマで転職できるようになってから、どうもバーバラのHPの低さが気になり、HPや力の強いハッサンとかアモスを使うようになるわけです。モンスターも仲間になって行き、バーバラをパーティから外そうと思ったら、なぜか外せない、ということに気がつきました。ストーリーを進め、彼女の故郷であるカルベローナを復活させても外せない、じゃあエンディングを迎えると外せるかと思えば外せない(この時点で私はバーバラを嫌いになってたので、バーバラが告白するシーンがあることなどずっと忘れておりました^^;)そしてなんと隠しボスを倒し、隠しエンディングを見ても外せない!これには納得行きませんでした。
ちなみに私は3と5が好きなのですが、5のヒロインであるビアンカ・フローラは外せますし(むしろ自由に仲間に入れられるようになってからが本領発揮ですね、特にフローラは)3ではなんと主人公すら外せます。(ちなみに私は3初プレイがSFC版だったので、6と比べて何と自由度が高いのだろうと夢中になりました)
そういうわけで、「ヒロインだから外せない」というのは個人的にはむしろマイナスに働いてしまってるような気がするのです。せめてカルベローナで覚えられる特技が、「しゃくねつほのお」であったなら(ドラゴンの血を引いてるとしたら、なおさら不自然ではありませんよね?)もっとバーバラ使おうか!という人が増えたのではないでしょうか。
あるいは転職システムではなく、8のようなスキルアップシステムだったらもっとキャラクター間の個性が出せて、面白いゲームになっていたのかもしれませんね(8は中途で詰みましたが、スキルシステムは面白かったです、9は転職システムとスキルシステムのバランスが取れた良ゲーだったと思います)
結局DQ6は過渡期のシステムだったのかな?と思いますね。同時代のFFシリーズを意識した面もあったのかもしれませんが(特にFF5を意識した面が見受けられます)
DS版は未プレイですし、改めてやろうとも思っていないのですが、特にバーバラに関してはシステムの割を食ってしまった意味での悲劇のヒロインなのではないでしょうか。

大変興味深く拝読させて頂きました。
ここまで深く考察できるのは氏のドラクエ愛の賜物でしょうか。

読み進めていくうちに気になったのは「異類婚姻譚」についてです。
異なるものが出会い、交わり、時にはすれ違い、悲劇も生む。
しかし、その中から生まれたものがやがて世界を変える大きな力になる。
外伝的な「ダイの大冒険」の主人公ダイもそういった出自ですし、そこに注目してⅠ~Ⅲ、あるいはⅦ以降のシリーズを考察してみるのも楽しいかもしれません。
もしかしたらドラクエの底流にある大きなテーマの一つかもしれないですしね。

僕は本当にドラクエ大好きで(特に6)全シリーズ何度もプレイしてますが、こんなにも繋がりがあるとは全く思ってもみませんでした。

正直6も最後、あの卵何?なんでバーバラ外せないの?4もなんで最後シンシア生き返ったの?という状況でした。

しかし、この記事を見て本当に納得いきました。

今、自分の中で大好きなドラクエが完結したように思います。

本当にこの記事読んでよかったです。ありがとうございました!!

ちょっとしたきっかけで小学生の頃に一番やりこんだ5と6にまた触れる機会がありまして、その時に結局あの黄金竜って何だったのだろうと調べ始めたらココにたどり着きました。言われてみればなるほど確かにそうだと納得させられる事ばかりで楽しいひと時をすごせました。

チャモロがスライム用装備を装備できる事は不思議に思っていましたが、まさかホイミンに繋がるとは思いもしませんでした。4のホイミンは「知られざる伝説」によるとマスタードラゴンの力によって人間になったそうですね(こちらも色々調べてる過程で見つけました)。DS版で人間になりたいホイミンが出てくるイベントがわざわざ実装されたのを見るに、この説はあながち間違ってなさそうですね~
逆にテリーが牙を装着できるのは恐らく幼少の頃の経験による物なのでしょうね(生存が絶望的なガンディーノからの逃亡では獣同然の生活も経験したでしょうしね)。

ロトシリーズに繋がりそうなキーワードはナンバリングタイトルや同じ世界観を持つ別作品でよく使われるスターシステムのような物と始めは思っていましたが、ロトシリーズとしては完結したものの物語そのものはしっかりと続いて居たんだなと認識を改めさせられました。当時のスタッフは本当にすごいですね。だからこそ何年か経った後でも何度もやりたくなるわけですね。最近のゲームはグラフィックにリソースの多くを裂いてしまってる感じでシナリオが深くない印象を受けるのが残念です。

そしてココに寄せられていたコメントにあったりゅうおうはバーバラのルーツではないか?というものですが、コレも大変興味深いですね。一応バーバラが自力で習得する攻撃呪文もベギラマが最上位という共通点がありますし。

偶然が重なりこの記事にたどり着けてよかったです。
全てのドラクエファンとスタッフに感謝!

たいへん興味深い考察でした。

バーバレラのコピーが100年おきに生まれるという設定について考察しているくだりは特にすごいと思いました。ゲーム内容だけでよくここまで読み解けたと思います。

100年前に生まれた竜はやはりバーバラなんじゃないかと思います。
バーバラが生まれてすぐに現実世界のカルベローナが滅んでしまったために少女の姿のままという事で説明できないでしょうか。
もっと言うと夢の世界に封印されてしまった=止まった時計のようなものなので、実際は100年以上経っているのかもしれません。
いかんせんうろ覚えなのでその辺りの設定は定かではありませんが^^;

カルベローナの方のシステムは厳格にオリジナルの能力を引き継ぐのに対して、ゲント族の方は案外ざっくりしてる気もしますが、ドラゴンとスライムでは魔力も違うだろうし仕方ないんですかね(笑


かつて『ストーリーのDQ、システムのFF』なんて評価がありました。
今でこそ合併して一つの会社になっていますが、当時はお互いに相当意識していたであろう事は想像に難くありません。
Ⅲで好評だった転職システムをさらに発展させてストーリーよりもゲーム的・システム的な要素を前面に出したのがⅥだったのではないかと自分では解釈していました。
ライバル作品への対抗意識がⅥの作風に影響したのかもしれません。それが成功だったか失敗だったのか、まさに評価が別れてしまった様ですが^^;

初めまして、記事を拝読させて頂き、そういう考え方もあるのだなと、非常に参考になりました。

派生作品は考察に入れないとのことでしたが、漫画版DQ6の結末(バーバラと主人公が恋仲になり、共に在る)は作者が堀井さんに許可を頂いた上であのようになったということでしたので、バーバラヒロイン説はかなり有力と思えました。

逆に、DQ6小説版(主人公とバーバラが全く恋仲にならない)作者が公式の怒りを買って降板させられ、7の小説を書かせて貰えなかったという話を風の噂で聞きましたので、もしこれが本当ならば、ほぼ確定ではないかと。

(小説版は『原作:ゲームドラゴンクエストⅥ シナリオ:堀井雄二』のみに対し、漫画版は『原作:ゲームドラゴンクエストⅥ シナリオ:堀井雄二』『監修:堀井雄二』と表記)

7でも色々と感動しましたけど6の考察も半端ないですね。ゲームのなにげないセリフやシーンが宝の山に見えますよ。あれだけドランゴと一緒にいても強い仲間としか認識してなかったですからね私は。こういう考察を意識してまたやりたくなりますねドラクエを

全て読ませていただきました。
読み応えがあり、文章の構成も素晴らしく、とても楽しめました。

6はあまり好きではなく、DS版でラスボスまでいったものの倒せず、EDだけ動画を探して見る、なんていう体たらくぶりでした。
上と下の世界を行き来するうちに訳が分からなくなり、もうやだ!と叫びそうになりながらのプレイで、ストーリーもあまり理解せず仕舞い。
3はあんなに面白かったのに…と思いつつソフトを封印していました。

しかし、この記事を読んで考えが180度変わりました。
バーバラやマスタードラゴンについての話では、思わず「すげぇ!」と叫んで家族に変な目で見られてしまう程でした(笑)

この仮説を踏まえ、もう一度初めからプレイしてみようと思います。
素敵なお話をありがとうございました。

まるでドラクエをしている気分でした。ありがとうございます。そういった回収しない伏線を理解してくれる人が一人でもいてくれるだけで価値があることだと思います。

他のサイトに見るただの妄想とは違い、説得力とロマンの両方がある素晴らしい考察でした。

断片的なキーワードから大筋の仮説を立て、根拠を提示しながら説を修整して最終的な結論を出す。読み手のことを考えた素晴らしい文章だと思います。

ドラクエに対しての愛情を感じ、非常に楽しめました。
ありがとうございます。

凄く説得力のある説ですね!
確かに6のストーリーはぼんやりとしか思い出せませんでしたがかなり鮮明に思い出せました。
人それぞれのドラクエがあるのだと思いますが
加納さんの説が私の中でも正史と捉えさせて頂きます!

5のプサン(マスタードラゴン)を見るに、6主ではなくチャモロとの子供の可能性…
いや、まあ類似点メガネだけですけども

どうでもいいけどバーバラさんはタマゴ産んじゃう系の子なのね

はじめまして

ドラゴンクエスト6は物語が理解できずにいて、でも楽しく遊びました
そしてこちらの文章を拝見致し、感動し、
また改めてドラゴンクエスト4と5と6を遊びたいなあと思いました

もし本当に、こちらの文章のように、
堀井雄二さんが語らなかった物語が6の裏にあったとしたら
もしかしたらコンピュータゲームとしての楽しさも物語としての楽しさも損ねない、
きわの部分まで言葉を削ぎ落とした結果が、
スーパーファミコン版のドラゴンクエスト6なのかもしれないなあと思いました

はじめまして

や、確かに納得の行くというか面白いお話でした
言われて見れば、6が4の過去だとすれば
天空人とマスタードラゴンは雷魔法を使えないとダメで
6作中で素で使えるのは主人公のみだから天空人とマスドラは
6主人公の子孫なのではという理屈も成り立ちますしね
それに伝説装備が天空装備になった理由も同じように

以前ここを読ませていただいて
「ゼニス城に卵が配置されてるってことはこの話はなかったことになって何とかつじつまを合わせたんだな」
と思っていたのですが
よく考えたら主人公とバーバラがマスタードラゴンの生物学上の親である必要はないんですよね
あの卵は誰かが生んだ訳じゃなく、世界の希望として出現して
世界中の人の夢や希望を集めて卵が孵って、孵った後の姿や性格もその影響を受けると考えれば辻褄は合いますね
その中で最も強く影響したのが主人公とバーバラ(この二人はパーティから外せないから誰がやっても一番強く影響する)って事ですね
その際バーバラの「竜」っていう要素が強く影響してマスタードラゴンは竜として生まれたと
でないとあの卵から生まれてくるのがマスタードラゴンっていう前提すら崩れかねない
なぜならほかにあの世界に「竜」を構成する要素が無いから
これもバーバラ=竜っていう前提があっての話ですが

先日DS版456をやり直し,バーバラが預けれないことなどが気になってここに辿り着いた者です。
とてもおもしろく第6回+1回を一気に読まさせていただきました。

テリー&ミレーユの好きでバーバラは馬車要因だったため,シリーズを通して印象が薄かったのですが,ここを読んでもう一度6をやり直してみようと思いました。

ほかのコメントにもありましたが,バーバラをパーティに入れたくなる要素がもう少しあればみんなの印象ももう少し違ったかもしれませんね。

いい記事をありがとうございました。
他の記事も読ませていただこうと思います。


ただただすごいの一言。
さすがに考察全てがドンピシャあたっているとはいかないとは思いますが十中八九堀井さんの考えていたことに近いんじゃないないかなと思いました。こんな深いところまで考察できた方世界中に他にいないんじゃないかなと。
コメント欄にあった他の方の「ドラゴンの悟り」「はぐれの悟り」うんぬんもなんかそれっぽいですね。

読んでよかったです。ありがとうございました。
いつか機会があれば加納さんの本も手に取ってみようかなと思いますw
本当にありがとうございました。

今更ながら、つい先ほど
この記事の存在をネットで見かけて
読みふけっていました。
素晴らしい考察を読ませていただき
ありがとうございます!
ボクはドラクエ6が一番好きです。
そしてこの考察を読んで
ますますドラクエ6が
そしてドラクエそのものが好きになりました!
いまからスマホ版のドラクエ6買って
またプレイしよう…!笑

素晴らしい考察をありがとうございます。子供の頃にドラクエ4.5.6をやりました。特にドラクエ6は、発売当時どこへ行っても完売だったのですが、家族旅行先で売っている店を見つけた時に母にせがんで何とか買ってもらった思い出があります。
当時は小学生で、ストーリーが今ひとつわからず、とにかく主人公が夢と現実の世界を行き来しながら本当の自分を思い出し、強くなって、世界を救う話、とゆー程度の理解でした。
ドラクエ4は、仲間それぞれの使命を持って集まり、仲間一人一人の気持ちやピサロの気持ちに思いを馳せながら、エンディングでは子供ながらに感動したのをハッキリと覚えてます。
ドラクエ5は、主人公の気持ちに完全に感情移入しながら、パパスの仇を取ったことを覚えています。
大人になり、ネットで様々なドラクエ考察を読み、仕事柄色々とストーリーを考えることも多いのですが、この天空シリーズの考察、推理力には舌を巻きます。堀井さんにも読んでほしいですね。
「世界観」とゆー言葉はRPGにはよく出てくる言葉ですが、表面上のストーリーには出てこない背景に太く流れ続けている世界観を、ここまでロジカルに汲み取ってくれることは制作側としても非常に嬉しいことです。これからも是非、様々なRPGの世界観を考察してくださると嬉しいです!

確かな説得力でした。
大変おもしろい考察です。
特にチャモロのスライムアーマーなどの装備品のくだりはすごいです。
当時10歳そこそこだった私はそこまで考えませんでしたが
言われてみればモンスター用装備がなぜチャモロだけできるのかというのは
なにかしら理由が無いとおかしいですよね。
こういう構想があったというのもうなずけます。
ありがとうございました。

マスタードラゴンは5のエンディングまでの時点で悟りを得てしまいました。
ただしそれはエンディングですからプレイヤーが味わうことができません。
そこで6ではマスタードラゴンのルーツを語りつつ、マスタードラゴンが何を悟ったのかを回帰的に表現したかったのかもしれませんね。

これを読んで6をプレイしたら初めにプレイした時よりも楽しく、もっと感動できました。
バーバラのことはあんまりわかってなかったのでこのようなストーリーだと思いながらすると最後の別れのシーンは本当に切なくそして4.5の物語を進めるための大切な場面だと思い本当にいい気持ちでプレイできました。
素晴らしい考察をありがとうございます

素晴らしい考察ですね。一気に読んでしまいました。すごく合点がいきます。
さすが文章の書き方も上手いですね。考察の根拠もしっかり明示されておられますし。

ドラクエ6、一旦は
「主人公とバーバラが結ばれる」
設定にしようとしたのでしょうが、製作途中でそれをやめたような気がします。

プレイヤーからすれば、無理やりバーバラを恋愛相手として選択させられた感が否めないでしょうし。

ドラクエ5は結婚相手をプレイヤーが選択できるし、
ドラクエ8もラスト(展開次第)に結婚相手をプレイヤーが選択できる展開にしてますもんね。

唯一、ドラクエ1だけはローラ姫一択ですが、ローラ姫以外に候補もいないですし。そもそもドラクエ初作品ですしね。

ストーリーを一つだけにまとめてしまうのを嫌うドラクエらしい形ですね。

今、一気に読みました。感動しました。
特にゲント族とホイミスライムをつなぐところ、なんて素敵なんでしょう。
チャモロがスライムのぼうしを装備できることなんて、プレイ中は「チャモロwwウケるww」くらいの感覚でしたが、こんな夢のある話があった(かもしれない)なんて!!

となればむしろ、バーバラについても、チャモロについても、ゲーム内でもう少し明言されていれば、もっと魅力的なストーリーだったかもしれないと思うほどですね。
私は5が一番好きで、我ながら単純で、感情移入ができる作りだから好きなんだと思っています。6.7にはそれが足りなかった。

ブログ内で、他のナンバリングについても考察があるのでしょうか?明日から探してみたいと思います。

そもそもロトシリーズは完全に天空シリーズとつながってると思います。
アレフガルドを作ったのは誰ですか?精霊ルビスです。
DQ6に存在している時点で同じような世界だと思います。
正直天空シリーズとロトシリーズのつながりがあるなら
DQ7 8 9 10もどうにかくっつけてほしいです。

こういう考察を読む度にまたやりたくなるから困るな。ⅥからⅣとⅤやらなきゃならない。

ドラクエⅤ、Ⅵ世代なので気になって一気に読みました。
考察等を読むとストーリーを知っていても、いまだにやりたくなるのですごい作品です。
両方SFC版しかしてないのでホイミンのストーリーも気になるのでDS版をやってみます。

最後まで読ませていただきましたが、、、

・ゼニスの城の卵から生まれてくるのは「マスタードラゴン」である
・主人公とバーバラの間に生まれたのが「マスタードラゴン」である

結局どっちなのですか?

一番好きなドラクエは何かと聞かれたら6と答えます。現実と夢を行き来するストーリーが好きだし、キャラも魅力的だし。でもやっぱり回収しきれない謎が多くてぼんやりと雑然とした印象は確かにありました。でも、この記事を読ませていただいてストンと腑に落ちました。涙も出てきました。やっぱりドラクエ6好きです。

物語がいろいろぼかされているのも今なら納得できます。カップリングやキャラ愛は押し付けられると萎えますし。私もバーバラは嫌いではないけれど、主人公と等身の差がありすぎてカップリングは考えられなかったです。もっとエピソードがいろいろあったら印象が違っていたかもしれませんね。

ひさびさにDS引っ張りだしてドラクエ6→5→4やりたくなってきた!!

この記事が書かれたのがもう4年以上前のことなのに、途絶えることなく多くの方々がコメントをのこしていらっしゃるということは、ドラゴンクエストがいかに愛されているかということと、6のモヤモヤを抱いている方が多くいるということを物語っていますね。私もその一人でした。

記事、本当に素晴らしかったです。
グーグル検索でふと見つけたものだったので、どこかのすごい分析を持って、文章力が凄まじく長けているアマチュアの方が書かれているものなのかと思って、2ページを呼んでいる時ぐらいから、読み終えたら、「すごい分析力と文章力ですね!」なんてコメントしようかと思っていたのですが、まさか本業の方だったとは、、、大変失礼いたしました笑。

「やっぱドラクエ5がいいわ~」と思っていた私が、6が大好きになってしまいました。
この記事のおかげです。

是非このような良作を今後も世に出していっていただけたらと思います。
ひっそりと応援しております。

最近、スマホ版のドラクエ6をやっていて、攻略や考察などを調べていたらこのサイトに辿り着きました。
ドラクエは10以外全シリーズプレイしていますが、6は自分の中での評価は低め。
しかしこの記事を全編読んで、ガラリと印象が変わりました。
今ではドラクエ6大好きになりました!
ちなみに一番好きなのは4です。
水曜どうでしょうなども好きなので、ブログ更新楽しみにしています(^-^)

ps版のDQMで


エスターク:眠り続ける破壊の神
ダークドレアム:夢を見続ける破壊の神


とあります

つまり

ここでは破壊の神は1つだと仮定してエスターク事でで間違いないと思います


つまりダークドレアムは
夢を見続けるエスターク

となります。

さらに
エスタークは時間や次元を超えて存在する
という説明書きがドラクエシリーズのどこかに書いてあるらしいとのこと

なので結論を言えば

ドラクエ6においてエスタークは眠っており誰かの前にその姿を現わすことはなかった。

だけど夢の世界、現実の世界とあるように

現実の世界で眠っているのがエスターク

その夢がダークドレアムとして存在し

現実世界へ召喚されたって事ではないでしょうか。


また
シリーズのどこかで
エスタークが

「長い夢の記憶のなかでみた気がする」

みたいな発言もあったと思うので

テリーと対面するときの記憶がフラッシュバックされたのかもしれません

つまりここではテリーは純粋に自分の強さを試してみたかっただけかと思われます


そのあとテリーが負けたとしても
エスタークの夢の一部として残った

みたいな感じでしょうか

あと
4の
デスピサロ
Gピサロの件なんですが

デスとして崇められるのに対し
G(グラン?)
なんだと思います

人間が装備すると呪われる装備品で封印されていたGピサロは
オカマ野郎に憑依していました。


鶏が先か卵が先か
のヒントから

善悪

善があっての悪なのか

悪があっての善なのか


むしろピサロからすると人間は悪ですから

そこらへんにメッセージせいがあるのかもしれません。

ピッコロの神と大魔王

魔人ブウのデブとひょろ長

みたいに


あとそれと
話が変わりますが

ダークドレアムは
エスタークが見ている夢だと思うのですが

夢のダークドレアムもおそらく眠っていたんだと思われますが

グレイス王によって目覚めさせられたのかもしれません

ドラクエ4の主人公は生きてます!

ドラクエ4では

天空城のベッド2つ
タンス3つある部屋に主人公の母親と思われる者がいる
エンディング前後には主人公に対する思い入れの激しい言葉
含め
ライアンがそれに対し「主人公と顔が似ている」と言っているので
これはもう間違いないと思います。

おそらく母親も木こりも生きていて
口が悪いけどやけに親切な彼がほんとの父親
生かされるかわりに自分が親だと名乗ってはいけなかったんであろう

そして
掟を破ったものは罰によって死ぬというみせしめ。にされる

バーバラがドラゴンの悟りで転職すると
ステータスのバランスが整うのは偶然だと思えない。

あと
卵の正体は未来=次世代=
二人の想い=子供

バーバラと主人公の二人の想いが
夢の世界では形になった
そして二人は平和な未来を望んだ。

平和の象徴であり二人の子供である
マスタードラゴン

全て的を射ていて、スッキリする解釈に、思わず涙しました。私はリアルタイムで1からやっていった世代のおっさんです。6はシステムとストーリーは素晴らしいのに、最後にバーバラが消滅してしまい、欲求不満になっていたのを覚えています。
ですが、マスタードラゴンが主人公とバーバラの子供なら、救われる気がします。
4と5のマスタードラゴンの考え方の違いも引っかかってましたし。神も精神的に成長するというのは非常に面白いと思いました。

ビルダーズのやみのせんし考察から流れてきました。他、7のオルゴ=デミーラ考察などから遡って貪るように来ました 笑
知識欲探求欲を満たしてくれる考察の数々に感謝感謝です!!
マスタードラゴンが6の主人公とバーバラの愛の結晶というのは本当に綺麗な流れですよね…なのに公式は拾ってくれないんだものなぁ…。
8にいる龍神族のように人型の竜がいる説明にも繋がる気もしますし、りゅうおうや竜の女王にも繋がって行きますもんね…(りゅうおうは人型にもなれる竜ってことでいいのかな?母親はヤマタノオロチ型の竜でしたし…)
あれ?となるとマスタードラゴンは人型になれる竜なんですかね?バーバラの子供なら人型メインの竜化型だと思ったんですが…となると人間を見下すのはおかしいのかな?(りゅうおうの人型は地下ダンジョンの玉座に座るためなのかな?とも思ったり)
マスタードラゴンの本気のバトルフォームも気になりますね〜早く竜神王みたいなマスタードラゴンの人型も出て来ないかな〜?(まさかプサンの姿で進化の秘法持ちに勝てるとも思えないですしね〜笑)
今後の展開に期待です!11もロトの剣がラミアスの剣に変わった映像があるなんて話もあるので…ワクワクしています!!

dq11のカミュがdq6主人公と似ているから、
天空シリーズのおさらいをしようと思いたどり着きました。筋のとおったお話、感動しました。話を見て、思い返すとオープニングのムドー戦時には主人公、ハッサン、ミレーユの三人で(島にあった難破船で)なんとかたどり着き笛で夢の世界から呼び出されたバーバラは呼び出された影響か、はたまたドラゴン化の影響かで記憶喪失に。ムドー島にたどり着いたときに船に残ったのはそれを実際にか本能的にか思い出してしまい、気持ちの整理がつけられず残ることになった。とか妄想が膨らみました。dq11で、天空シリーズが膨らむと思うと待ち遠しいです。

狭間の世界のアクバーとシスターアンナは異種婚姻譚にはノーカン…ですよね。半分冗談ですが自分は異種婚と聞いてこいつらを最初に思い出しました笑
とても興味深い考察で読んで楽しかったです。

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