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加納新太

  • ライター・作家です。

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  • : 君の名は。 Another Side:Earthbound

    君の名は。 Another Side:Earthbound
    新海誠監督の映画『君の名は。』の小説版です。新海監督執筆の『小説 君の名は。』が、映画と同じストーリーラインを追うのに対し、こちらでは、短編集形式で登場人物を掘り下げをしています。「これを読むと映画の内容がすんなり理解できる」と角川の玄人衆から高評価を受けました。リアル書店では見つけにくい本のようなので、取り寄せ等の対処をお勧めします。

  • : いなり、こんこん、恋いろは。

    いなり、こんこん、恋いろは。
    月刊ヤングエース(角川書店)連載中の漫画『いなり、こんこん、恋いろは。』(よしだもろへ)の小説化です。この作品に惚れ込みました。表紙はよしだ先生に描いていただけました。幸せです。

  • : アクエリアンエイジ 始まりの地球

    アクエリアンエイジ 始まりの地球
    カードゲーム「アクエリアンエイジ」のマンガ版です。短編形式で6編収録されています。月刊コンプティークで連載しました。全編の脚本を書いています。

  • : シャイニング・ブレイド 剣士たちの間奏曲

    シャイニング・ブレイド 剣士たちの間奏曲
    RPG「シャイニング・ブレイド」の小説版です。サイドストーリーを集めた短編集です。主人公レイジとヒロイン・ローゼリンデが初めて出会うエピソードも収録されています。

  • : アクエリアンエイジ フラグメンツ

    アクエリアンエイジ フラグメンツ
    トレーディングカードゲーム「アクエリアンエイジ」の小説版です。公式Webサイトでの連載に加筆修正したものです。

  • : 小説 劇場版ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH

    小説 劇場版ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH
    週刊少年サンデーで連載中、畑健二郎作「ハヤテのごとく!」が劇場アニメになりました。その小説版です。私はこの漫画が大好きで、書けて幸せでした。

  • : 秒速5センチメートル one more side

    秒速5センチメートル one more side
    映画『秒速5センチメートル』のノベライズです。新海監督版の内容を逆サイドから描いた物語になっています。第1話がアカリ視点、第2話がタカキ視点です。第3話は交互に入れ替わって展開します。

  • : シャイニング・ハーツ やさしいパンの薫る島

    シャイニング・ハーツ やさしいパンの薫る島
    RPG「シャイニング・ハーツ」の小説版です。原作の物語のサイドストーリー的な位置づけです。3人のヒロインは全員登場し、ゲームでは出番の少なかった海賊ミストラルも活躍します。牧歌的でやさしく、すべてが満ちたりた世界を書こうと思いました。満足しています。

  • : fortissimo//Ein wichtiges recollection

    fortissimo//Ein wichtiges recollection
    シナリオを担当しました。PCゲーム「fortissimo」のコミック版です。本編のサイドストーリーです。原作:La'cryma、漫画:こもだ。

  • : 世界めいわく劇場スペシャル

    世界めいわく劇場スペシャル
    全編ギャグのドラマCDです。シナリオを書きました。こういうのも書けます、というかこっちが得意技です。守銭奴の人魚姫、腐女子のマッチ売り少女、百合ハーレム状態の白雪姫、全ての言動が破滅的なシンデレラ、などが世界の名作童話をむちゃくちゃに解体します。役者さんにはほとんど無茶振りともいえる「一人最大9役」を演じていただいています。

  • : シャイニング・ウィンド -アナザーリンク- 鬼封じの剣士

    シャイニング・ウィンド -アナザーリンク- 鬼封じの剣士
    RPG「シャイニング・ウィンド」の小説版です。ゲーム本編のノベライズではなく、主人公たちの過去の物語を書きました。自分に伝奇小説が書けるか、ジェットコースター型の展開が書けるか、というのが、個人的なチャレンジでした。ありがたいことに、かなり好評を博しています。

  • : シャイニング・ティアーズ to ウィンド 姫君たちの冒険

    シャイニング・ティアーズ to ウィンド 姫君たちの冒険
    RPG「シャイニング・ティアーズ」「シャイニング・ウィンド」の短編集です。基本的に、原作の物語がスタートする前を舞台にしています。いわゆるプレ・ストーリーです。エルウィン、マオ、ヴォルグ、ブランネージュ、クララクランが登場します。

  • : ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる

    ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる
    原作/新海誠。新海監督のデビュー作を小説化したものです。少女視点の「あいのことば」、少年視点の「ほしをこえる」の二部構成となっています。表紙はブルーの箔押しで、美しいデザインです。『雲のむこう、約束の場所』と並べてみると、帯込みで対比的になるようにデザインされています。

  • : シャイニング・ティアーズ 神竜の剣

    シャイニング・ティアーズ 神竜の剣
    RPG『シャイニング・ティアーズ』の小説版、続編です。単独の本としても読めるつくりになっています。作者としては、前作よりも納得のいく出来です。勇ましい物語です。

  • : 雲のむこう、約束の場所

    雲のむこう、約束の場所
    原作/新海誠。劇場アニメーション映画『雲のむこう、約束の場所』を小説化したものです。装丁がとても美しく、それで手に取った方も多いようです。

  • : シャイニング・ティアーズ 双竜の騎士

    シャイニング・ティアーズ 双竜の騎士
    セガのRPG『シャイニング・ティアーズ』をもとにしたヒロイック・ファンタジィ小説です。ノベライズです。

  • : タウンメモリー

    タウンメモリー
    架空の海辺の街(モデルは藤沢あたり)に暮らす女子高生が主人公の日常小説です。題材的に、少し恥ずかしいなという気分もありますが、気に入っている作品です。

  • : アクエリアンエイジ Girls a War War!

    アクエリアンエイジ Girls a War War!
    マンガです。トレーディングカードゲーム『アクエリアンエイジ』のキャラクターが毎話ドタバタ暴れて大変なことになります。もとはゲームの遊び方をチュートリアルするマンガだったのですが、いつのまにか趣旨が変わっていました。シナリオを担当しました。絵は『少年陰陽師』のあさぎ桜さん。

  • : 月姫 アンソロジーノベル〈2〉

    月姫 アンソロジーノベル〈2〉
    PCゲーム『月姫』を題材にしたアンソロジー短編集、第2巻です。第二話『天へと至る梯子』を執筆しています。琥珀が主人公です。

  • : 月姫 アンソロジーノベル〈1〉

    月姫 アンソロジーノベル〈1〉
    PCゲーム『月姫』を題材にしたアンソロジー短編集です。遠野秋葉が主人公の第一話『かわいい女』を執筆しました。

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2012年6月

2012年6月28日 (木)

続・続報『シャイニング・ブレイド 剣士たちの間奏曲』

 6月30日発売の『シャイニング・ブレイド 剣士たちの間奏曲』の内容を紹介するエントリです。
 ゲームを知っている人向けに、「こんな話」というのをお知らせすることを目的としています。

(新作)「シャイニング・ブレイド」の小説版が出ます
 http://kanoh.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-23ad.html

 続報『シャイニング・ブレイド 剣士たちの間奏曲』
 http://kanoh.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-b9e4.html

 

●第3話「それをアイと呼ぶ」

 アルゴ砦とベスティアを舞台にした物語です。
「アイ」とカタカナ二文字で書くのは、これは明らかに氷室冴子先生から受けた影響ですね。
 アルティナが大活躍するお話です。

 どう大活躍するのかは、実際にお読みいただくとして、それ以外のちょっとした、些細なところで、自分で気に入っている部分があるので、そのことをお話しします。
 この第3話には、旧作の登場人物の名前が出てくるパートがあるのです。今作の登場人物が、むかしの仲間を思いだすようなシーンですね。
 そこを書いていて、自分でちょっと、じーんとしたのでした。
 この物語は、以前の物語と、はっきりつながっているのだ、時間の厚みというものが背後にあるんだということが、ふいに実感されてきて、ちょっと感極まりました。
 もちろん、自分でつなげたのですが、自分でつなげた瞬間、何やら得体の知れない嬉しさがあったのです。

 もうひとつ、些細なことなのですが、このエピソードには、『シャイニング・ハーツ』にちょっとだけ繋がるような仕掛けをほどこしてあります。
 ということは、期せずして、過去と未来を橋渡しするような作品に、なったようです。

●第4話「見習い魔女の子守歌」

 わたしは、「誰々が登場する」「誰々は出ない」というのは、重大なネタバレだと考えていて、ほんとは明確にしたくないのです。ですから、この第4話はまったく伏せておいて、ブラックボックスにして、あとはお楽しみ……という感じにしようと思っていたのですが、ファミ通文庫のWebページを見たら、すでにして、あらすじ欄にしっかり書いてありました。
 エルミナのお話です。

 ご存じない方も多いと思いますが、エルミナ嬢の初出はわたしの小説なのです。『シャイニング・ティアーズ to ウィンド 姫君たちの冒険』の第3話に、アイラ=ブランネージュさんのお友達として登場しました。
 初登場時には、ほんとうにただの脇役として配置していたのですが、ありがたいことにセガ公式のお引き立てをいただきまして、Tonyさんはイラストを起こしてくださり、携帯配信ゲームでは操作可能キャラとなり、そして今回の『ブレイド』ではヒロイン級のキャラになるという大出世でございます。

 そんな彼女のお話を書くというのは、何やら、娘が里帰りしてきたような気分です。だからというわけでもないのですが、この話はたいへん気に入っています。
 エルミナと、もう一人が、道に迷って、冒険するといったお話になっております。
 彼女はただのボンヤリした女の子ではないのだぞ、というところを、ちょっとだけお見せするような内容です。

 ちなみに、もうひとつ余談。ゲームに登場するルーンベールの「クレリアの街」は、エルミナのお父様ローデリア伯のご領地です。(って、『姫君たちの冒険』にそう書いた記憶があるから、きっとその設定も生きていると思う)
 冬はむちゃくちゃ寒いけど、夏は涼しいので、貴族の避暑地になっていて、王家の別荘もあったりするようです。

 ちょいと長くなりましたので、ひとまずここまでに。

     *

 ご予約はこちらから。

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2012年6月21日 (木)

続報『シャイニング・ブレイド 剣士たちの間奏曲』

 すでにお知らせしております通り、セガの『シャイニング・ブレイド』のノベライズを6月30日に発売します。

(新作)「シャイニング・ブレイド」の小説版が出ます
 http://kanoh.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-23ad.html

 前回は、お値段とか発売日とか、あとちょっとした小話などを紹介しただけでしたが、今日は、原作のRPG『シャイニング・ブレイド』を遊んだファンの方むけの情報をお出しします。
 ですので、作中の固有名詞など説明抜きで書きます。あしからずご了承下さい。

 表紙はこんな感じです。

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http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/09yotei/09images/cover_08.html

 いつも思いますが、Tonyさんの絵は本当にいいですよね。美しい。ぜひ一度お会いして、いつも表紙をいただいている御礼を申上げたいのですが、お忙しい方で、まだ機会がないのです。

     *

 今回の本は短編集形式です。いくつかのお話について、以下イントロダクション(のようなもの)を掲示します。

●第1話「(サブタイトル伏せます)」

 サブタイトルは、日本のむかしの説話ふうに、
「誰々、何々の場所にて、どうこうする事」
 みたいな付け方をしました。そしたら、サブタイトルを読んだらそのままあらすじが判明してしまうというセルフトラップにひっかかってしまったので、やむなく伏せておきます。
(まあファミ通文庫のウェブページに内容書いちゃってあるんだけれども)
 レイジが現代日本にいるところから始まる話です。レイジ最初の冒険です。ゲームを遊んだ方はご存じと思いますが、まぁだいたい、ご想像通りの方々が登場すると思って間違いないです。

 この第1話のあとに、小さな「第1.5話」というものがついています。第1話の終わり(話のしめくくり)をどの時点にするか、迷ってしまったので、無理矢理2話に分けて2回エンディングを書くという姑息な手段に出ました。その産物です。

●第2話「アルゴ砦の怪事件」

 シャーロック・ホームズふうにタイトルをつけました。コナン・ドイルって、サブタイの付け方がほんっとにストレートですよね。あれは、タイトルから中身を推測できないようにするためでしょうか(今にしてたいそう身にしみます)。そういえば、(現代ではかなり事情が違いますが)ミステリーのタイトルって、いかにもそっけない、やる気あるのかいっていう感じのものが、昔は多かったですね。

 アルゴ砦の中で、ガデムが何者かに襲撃されます。探偵サクヤと助手レイジが捜査にあたります。
 本編でも(ほとんど)使われていない、ある裏設定をメインに据えたお話です。
(あ、あらかじめ予防線を張っておきますが、世界の謎とか、そういう大きな裏設定ではないです)

 ちょっと長くなったので、これ以外のエピソードの紹介は別の機会に。

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2012年6月14日 (木)

氷室冴子先生を偲ぶ会2012に参加してきました。

 6月2日に早稲田の龍善寺にて、氷室冴子先生を偲ぶ会が催されました。出席してまいりました。2010年の偲ぶ会に出席して、2011年は所用で出られなかったので、2年ぶり2回目の参加となりました。

 プログラムとしては、本堂で法要がいとなまれたあと、お墓参りをし、別室にて茶話会がありました。お茶をいただきながら、氷室先生のゆかりのお品やお写真を拝見したり、思い出を語り合ったりをしました。今年は山内直実先生、ひかわ玲子先生、新井素子先生がいらしており、なにしろファンなもんですからえらい緊張してしまって、ろくにご挨拶もできず、それが心残りでした。来年も参加したいと思います。

 前回も思ったのですが、まことにくだけた、居心地の良い会なのですね。氷室作品を読んできて、その思い出を大事にしているという、その共通点があるだけで、ほぼ初対面でもすぐにうち解けられるのです。男性の私がとくに疎外感もなく、フワッとそこにいて平気なほどです。
 来年も6月第一土曜日に行なわれるそうなので、氷室先生のファンだったかたは、来年ぜひ参加されることをお勧めします。

 詳しくはこちら。
「氷室冴子 追悼」
 http://nerimadors.or.jp/~saeko/

P1040227

 ところで、今年の会で、拝見したり、お借りしたり、頂いたりしたものがあって、それが嬉しかったので、今から自慢します。

 まずは、山内直実先生の「ジャパネスク」原画。

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「ガールフレンズ」に収録されたもので、見比べができるように本とのセットで、山内先生が見せてくださいました。
 同席のみなさんとワイワイいいながら拝見したのですが、やっぱり原画は迫力がちがいます。瑠璃姫の頬のふっくら感だとか、十二単の柄の立体感が素晴らしいのです。
 よく、原画展のような催しに行くと、原画がガラスプレート越しに掲示されていますけど、あれはガラス光沢を透かし見るようにしなければならなくて、感動が少し減衰しますよね。ところがこの場では、トレペをめくると原画そのものが、触れる状態で手元にあるわけです。ちょっと表面をなでまわしたい衝動にかられたけれども、おそれおおくてとてもできません、というか息を止めておりました。

 次に、氷室先生がお使いになっていた碓井姓の印鑑。氷室先生は本名を碓井さんとおっしゃるのですね。手帳等に好きなだけ押して良いですよということでしたので、こんなところに押してみました。
 わたしは氷室作品の本文の異同を少しばかり研究しておりまして、『海がきこえる』と『ターン 三番目に好き』の連載版のコピーを持っているのです。それを両面コピーして製本して、一冊にまとめたものを、当日、回覧物として出しておりました。
 その冊子の最終ページに、まるで検印みたいな感じで、ぽすっと印鑑を押しました。

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P1040270

 最後に。氷室先生が特注された原稿用紙。これは一枚頂戴してきました。
 これを注文されたころには、もう執筆はすべてワープロに移行しておられたため、ほとんど使用はされなかったのではないか、ということでした。
 これはそのまま保存したのでは、どうしても皺が寄ったりよれたりしそうでしたので、スキャナーでデジタル化したのち、現物はラミネート加工してしまいました。これでいつでも複製がとれます。

P1040256

 ラミネート加工したのでは、紙質に触れることができないので、特注原稿用紙としての意味はほとんど喪失してしまうのですが、保存を重視しました。

 ちょっと余談。小説家が、自分専用の原稿用紙を特注するのは、見栄でもハッタリでも何でもなく、実務的にそれが必要だからです。
 とにかく大量に字を書く職業ですので、気をつけないと、いや気をつけても、手を痛めてしまい、そこから体をこわします。
 ですから、少しでも万年筆すべりの良い、筆圧を必要としない、自分のペンと少しでも相性の良い上質な紙を手に入れることは、体の負担を軽減するためにとても重要だったのです。
 罫線の大きさも同様で、大きくザクザク字を書く人が、小さいマス目を使ったり、ちまちまと書き付ける人が大ぶりのマス目を使うと、リズムがくるって、ものすごくストレスがかかります。人にはそれぞれ、「自分にちょうどいい原稿用紙のマス目」があるのであって、それを厳密に手に入れようとすれば、自然に特注ということになるわけです。以上余談でした。

 でも氷室先生の場合、話を聞くに、自分も専用の原稿用紙を作ってみたい」というあそび心だったのかなという感じですね。数々の文豪の原稿用紙を作ってきた有名メーカーに発注なさったそうです。(「満寿屋」さんかなと推測しますが、わかりません)

P1040259

 コピー用紙に複製をとって、『さようならアルルカン』の冒頭を万年筆で筆写してみました。わたしにはちょっとマス目が大きいです。

     *

■関連記事
「氷室冴子先生の告別式のこと」
http://kanoh.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_aa1d.html

「氷室冴子 雑誌記事リスト 
http://kanoh.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-1eef.html

2012年6月11日 (月)

(新作)「シャイニング・ブレイド」の小説版が出ます

 またまた小説が出ます。シャイニングシリーズのノベライズです。

 セガのRPG『シャイニング・ブレイド』の小説版『シャイニング・ブレイド 剣士たちの間奏曲』が6月30日に発売されます。エンターブレイン、ファミ通文庫から672円(税込)です。
 わたしはわりと、淡々とした主人公を書くことが多いのですが、今回の主人公は、はっちゃけた、ノリのいい、お調子者のイケメンです。書いてみるとこれが楽しいのですね。またひとつ自分の可能性が広がった気がします。

 書いている途中にふと自覚したのですが、
「この本は、猫小説だなぁ」

 重要なキャラクターとして、人語をしゃべる猫が登場するのですが、こいつがまた、えらいよくしゃべり、黙っているかと思えば耳やシッポでいちいち芝居をするので妙に存在感があるのです。小説の評価として「人間が描けているかいないか」みたいなことがよく言われますが、少なくとも、この本は猫は描けているような気がします。
 猫好きの人におすすめです。

 短編集のような体裁になっています。全4話です。

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氷室冴子 雑誌寄稿記事リスト

 このところ、調べもので、立て続けに国立国会図書館と大宅壮一文庫に行きました。
 調べものついでに、氷室冴子先生が雑誌に寄稿なさったり、インタビューをお受けになった記事を検索してきましたので、その成果をリスト化して、ここに掲示しておきます。

 一般雑誌と、「コバルト」掲載の記事に分けてあります。
 コバルトには、これ以外にももっとエッセイなど掲載されたはずだと思いますが、さすがにコバルトの内容を記事検索できるデータベースはありませんので、とりあえず実物を何冊かめくったついでに、目に付いたものだけを拾っておきました。
 記事タイトルは、正確に転記するのが面倒だったので、ちょっとあやふやなところがあります。まぁ検索で同定できる程度の精度はあるはずです。

 一般雑誌の記事は大宅壮一文庫で、そのほとんどを読むことができます。
「コバルト」は、上野の国際子ども図書館に収蔵されています(国会図書館本館にはありません)。

 今後充実させていく予定です。

     *

■氷室冴子 雑誌寄稿記事リスト(作成中・コバルト以外)

●思想の科学 1985年2月号 P59-63
「こちら側から」

●エフ 1985年12月号 P57
「ロマンチックに憧れて」(未入手)

●朝日ジャーナル 1986年10月13日号 P49-53
「元気印の女たち 筑紫哲也のクラクラ対談38 氷室冴子」

●東京人 1987年1月号 P96-104
「小説ことばは耳感覚で 対談 小林信彦」

●エフ 1987年5月号 P76-77
「男友達へ「あなたあてに書くわよ」と予告してある公開ラブレター」
(ガールフレンズ収録)

●キネマ旬報 1987年5月15日号 P92-98
「音が使える映像の世界がうらやましい 小林信彦」(未入手)

●コスモポリタン 1987年9月号 P12-13
「自分の確かな目があれば、ひとり暮らしはどんどん面白く変えられる」

●朝日ジャーナル 1988年1月1-8日号 P97-100
「源氏物語をめぐる女性たち 対談 筑紫哲也」

●non-no 1988年6月5日号 P130-133
「人気作家 氷室冴子の素顔」

●コスモポリタン 1989年2月号 P45
「Message for Heartbreakers 傷ついた心をいやすには……」

●朝日ジャーナル 1989年2月10日号 P45-46
「少女小説家 挫折と生活苦にまみれてから…」

●SPA! 1989年3月16日号 P46-49
「安藤優子のNEW MAN EXPRESS 37 氷室冴子」(対談)

●エフ 1989年8月号 P131
「My favorite Tokyo ひなびた雰囲気の芦花公園付近に暮らすようになって東京を愛せるようになってきました。」

●エフ 1989年12月号 P77
「私のビデオベスト5 心に痛みを抱えながらも、成長していく少年少女たち。」

●文藝春秋 1990年6月号 P90-92
「異化される街」

●pumpkin 1990年6月10日号 P87
「本についておしゃべりしましょう 対談 並木かん子」

●an-an 1990年10月19日号 P11
「わたしの結婚条件 不安を責めないで。」

●non-no 1990年10月20日号 P256-261
「氷室冴子 南緯5度でテレマカシ。」

●CREA 1990年11月号 P183-185
「Come on to my house 一億の一軒家を叩きに叩いて8500万で入手。」

●non-no 1990年11月20日号 P106-107
「アガサと、その魅力 味わい深いミス・マープルか、いい男トミーか?」

●週刊文春 1990年11月22日号 P163
「私がニュースステーションを見なくなった理由」

●小説花丸 1991年1月号
(未入手)

●朝日ジャーナル 1991年4月25日号 P80-83
「「レディス」は主張する」

●すばる 1991年10月号 P136-152
「繚乱「源氏」の読み分け術 中村真一郎+古橋信孝+氷室冴子」

●宝島 1991年10月24日号 P83
「書いた人にきけ! 氷室冴子の語る地方の少女の冒険とロマン。「いもうと物語」」

●主婦の友 1991年12月号 P195
「情報ステーション BOOK 「いもうと物語」」

●朝日ジャーナル 1992年1月10日号 P85
「氷室冴子のおススメ三冊」
(「ホンの幸せ」に収録)

●CREA 1992年2月号 P102-109
「ザトウクジラと、接近遭遇!!」

●マリ・クレール 1992年2月号 P108-113
「楽しみながら読む古典の世界 氷室冴子 vs. 俵万智」

●CREA 1992年12月号 P55
「フィッツジェラルド&ゼルダ」

●CREA 1993年3月号 P96
「他人と距離をおきたいから私が落ち着いたのは一軒家」

●週刊宝石 1993年4月29日号 P163
「[本のレストラン]ハードボイルド小説が好き!」

●CREA 1993年7月号 P55
「人生相談 27歳でキスさえ未経験。」

●クリーク 1993年8月3日号 P21,50-51
「専業主婦を選んだ以上、働く女性を否定しない。/対談 残間里江子」

●クロワッサン 1993年8月10日号 P132-135
「対談・お茶の時間 いとうせいこう」

●LEE 1993年11月号 P122
「今、母と娘の本が話題 母娘の戦いは常にドローに持ち込むべし」

●エフ 1994年2月号 P171
「いろんなジャンルの友人を持つ。これが私のひとり暮らしのキーポイント。」

●エフ 1994年4月号 P83
「氷室冴子さんが考える、今の時代の新・お礼状作法。」

●アサヒグラフ 1994年4月1日号 P98
「わが家の夕めし 別名“甲殻類のサエコ”の旨いカニのいただきかた」

●クリーク 1995年2月5日号 P88
「女性も楽しめる探偵小説、納得のエッセイ、ワクワクおもしろい『お洋服~』の世界。」

●CREA 1995年3月号 P72
「心穏やかに芝居や映画を見たい」

●an-an 1995年9月8日号 P152
「再読に値する少年少女小説の名作たち」

●週刊現代 1995年10月7日号 P121
「苦楽交々 七畳間湯殿の出来事」

●pumpkin 1995年12月号 P110
「pumpkin salon 一路真輝さんの媚のない芝居が好き」

●ダ・ヴィンチ 1996年1月号 P44-45
「氷室冴子 武田真治主演でテレビドラマ放映「海がきこえるⅡアイがあるから」」

●LEE 1996年2月号 P92-93
「言いたい放題1996 きちんと洗練された大人になることが今の目標です」

●CREA 1996年2月号 P15
「別れたあとの痛手について」

●ダ・ヴィンチ 1996年7月号 P20
「作家に聞いた「そこまでマンガにこだわる理由」」

●ザテレビジョン 1996年7月19日号 P126-127
「劇情中継 一路の冷えた蒼ざめた美貌 一路真輝「エリザベート」」

●週刊現代 1997年5月31日号 P19
「人に教えたくない「行きつけの店」ラ・ヴォーリァマッタ」

●東京人 1998年8月号 P11
「随筆 梅の木も今はなく。」

●ダ・ヴィンチ 1999年9月号 P52-53
「それぞれの心象風景を探して「海がきこえる」氷室冴子×岡田惠和」

●本の窓 2000年7月号 P74-75
「媚びないまっすぐな瞳――『あしたの少女たち』を見る――」

     *

■氷室冴子 コバルト寄稿記事リスト(作成中)

●コバルト 84冬 P16-24
「少女小説家だけが生き残る!! 正本ノンvs田中雅美vs氷室冴子vs久美沙織」

●コバルト 85秋 P33-41
「初顔合わせBIG対談 氷室冴子vs新井素子」
(ガールフレンズに収録)

●コバルト 85秋 P42-47
「冴子さんの気まぐれ日記<八月編>」

●コバルト 85秋 P48-49
「冴子センセイに100のクエスチョン」

●コバルト 86夏 P179-182
「「なんて素敵にジャパネスク」TV化記念 スペシャル対談 氷室冴子vs.富田靖子」

●コバルト 87夏 P69-78
「楽しくも慌ただしかったNYレポート 冴子のニューヨーク物語」

●コバルト 89.10 P76-83
「ジャパネスク・エッセイ「古今和歌集」編」

●コバルト 90.2 P41-55
「氷室冴子特集 豪華対談 一路真輝」(ガールフレンズ収録)
「'90年代は誠実がモットーね」(ガールフレンズ収録)
「冴子新聞号外」

●コバルト 91.2 P13-20
「やっぱり恋愛は活力のもとね! 松苗あけみvs氷室冴子」


■関連記事
「氷室冴子先生の告別式のこと」
http://kanoh.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_aa1d.html

「氷室冴子先生を偲ぶ会2012に参加してきました。」
http://kanoh.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/2012-29cb.html

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