鷲崎流お好み焼きについて
ミュージシャンの鷲崎健さんがやってるラジオで、絶対においしいお好み焼きの作り方というのが紹介されていて、それがなんか独特でおもしろそうだったので、軽くテープ起こししてみた。
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●鷲崎流おこのみやき
粉を少なく。水は入れない。
キャベツを多く。キャベツの水分でつくる。
表面のカリッは山芋の量、中身のフワはキャベツの量。
キャベツの水分が多いほど中がふわっとなる。
スーパーとかで100円で売ってる市販のキャベツの千切りを一袋。
それをボウルにあける。
玉子を一個入れる。
粉をまぜたものを、大さじ一杯くらい入れる。
大さじ一杯じゃ多いかも。
ジャッキーチェンの酔拳で、修行で腹筋しながら瓶から瓶へ水を移す奴あるやんか。そう、おちょこ。粉あれくらいでいい。
ペットボトルのキャップ一個よりちょっと多いくらい。
粉は「こんだけで混ざるの?」っていうくらいでいいです。キャベツがばらばらにならないだけでいいです。
ひっくりかえすときやわらかくてやりにくいので、フライパンで焼く。
片面を焼いているあいだに上に豚肉をてきとうにのっけて、コショウをやいのやいのかけて。
強火でやってると、下面が焦げてかたまってきますから、ひっくりかえす。市販で売ってるあのキャベツの量だったら、フタをして弱火でだいたい六分くらいですね。
できあがり。
あとは山芋を入れるか入れないかは個人ですよね。
おこのみやきはおいしくキャベツを食べるもの。キャベツと玉子のおいしさを味わうもの。粉はつながればいい。
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書いてみたら作ってみたくなったので、作ってみました。
ほら。
食ってみたら、ちょっとびっくりしたんですよ。
キャベツがあまぁい。
お好みソースの辛みの向こうから、フワッとした甘みが味覚にしみ通ってくる。
ハタと気づいたんですが、これって、とん平焼きのお好みバージョンですね。広島焼きに対してお好み焼きがあるような感じで、とん平焼きに対して鷲崎流お好み焼きがある感じだ。
主原料がまったくもってキャベツの千切りなので、ローカロリーなのも良いですね。案外、あさごはんなんかにするのも良いかもわからないです。
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