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2008年10月30日 (木)

いけないアロマテラピー

 アロマテラピーに軽くハマった。天然抽出オイルを気化させて香りを楽しむという例のあの趣味である。ちょっと気取ったような印象があったからこれまで敬遠していたのだが、やってみると存外具合が良い。ストレスが溜まりすぎて眠れないときに、グレープフルーツの香りを部屋に充満させると、わりあいスルッと眠りに入れたりする。

 が、そのアロマテラピーで、ちょっと危険な目にあったので、その顛末をご紹介したいと思う。

 アロマテラピーはオイルを効率よく気化させるところに神髄があるのであるから、そのためのそれなりの器具が必要になる。よく使われているのは、キャンドルか電球で受け皿を熱することにより気化を促進するアロマポットといわれる奴である。
 ぼくが使っているのは、無印良品で見つけて衝動買いしたアロマディフューザーといわれる道具である。オイル水を超音波で砕いて微細な粒にして、大気中に送り出す機械で、ようは超音波式加湿器と機構はまったく同じだ。タイマーがついているのでカラ炊きする心配がないところが良い。

 さて、そのアロマディフューザーでアロマを楽しんでいたある日、ふといたずら心がめばえてしまった。それがいけなかった。

 ここに酒を入れたら酒の香りが楽しめるのではないか。

 思いついてしまった以上、やってみるしかない。たまたま、モルトウィスキーが家にあったので、ディフューザーの水にちょっと足してみた。ちなみに銘柄はロングローCVというやつでした。なかなかおいしい。

 結果からいうと、うまくいきませんでした。シングルモルトの香ばしい香りが充満して幸せな気分になる……というのを期待していたのだけど、ウィスキーのニュアンスがちょっと感じられるかな? られないかな? くらいの物足りない香りにしかならなかった。やっぱり自然な気化でないと、うまく「開いて」くれないみたいだ。

 問題はそのあとに顕在化した。
 うまくいかんかったなー、うーん、つまらない……と思いながら、そのままPCに向かって作業をしていた。
 ある瞬間、突然まぶたがバチっと落ち、意識もフッ、と一瞬飛んだ。
 たぶん数分の一秒くらいのことだと思う。
 すぐに意識が覚醒状態に回復し、
「何なんだ、今のは」
 ドキドキして、思わず周りを見回してしまった。
 感覚としては、酔っぱらって意識を失う、あの瞬間とほぼ同じだ。ちがうのは、それまで完全に覚醒していたのに、そこから一気に意識が消えたことだ。まるで一瞬スイッチを切って、またつけたようなものだ。
 おかしいな、疲れてるのかな、と首をかしげながら、また作業を続けたら、同じことがまた起こった。
 こんどは、自分が酔っぱらっていることが、はっきりわかった。目の焦点が合わなくなってきた。皮膚の感覚がにぶい。うまくものが考えられない。
 おかしい。たかが酒の匂いで、こんなに深刻に酔っぱらうわけがない。
 だが、
(これは、なんかヤバい)
 なけなしのカンが、緊急警報を発した。
 とにかくアロマディフューザーをとめて、窓を開けて、換気扇をまわし、ベランダに出て外の空気を吸った。
 なんとか落ち着いてきたので、何が起こったのか考えてみた。
 ディフューザーに投入したウィスキーは、かなり少量だった。生のまま飲んでも、とても酔えないような量である。
 それなのに、なぜ匂いだけで、
「このままだと、危険」
 と感ずるほどトリップしてしまったのか?

 ちょっと考えて、ああ、そういうことか? と気づくことがあった。
 アロマディフューザーは、超音波で液体を砕いて送り出す機械である。つまり、厳密にいうと、アロマポットのように気化を行っているのではない。液体を砕いて細かい粒にするが、それは細かいだけで、あくまでも液体のまま大気中にまき散らしている
 つまりアルコールを入れれば、アルコールの細かい粒が、そのまま霧として室内にまぶされることになる。
 人間が、それを吸引する。
 アルコールの粒は肺に入り、毛細血管から血液にそのまま入ってしまう。

 ふつうに液体として口から飲んだアルコールは、いったん肝臓を経由して、そこで解毒が行われ、分解されてから、体に運ばれるのだろう。しかし、肺から摂取した場合、そのプロセスが省略されるので、アルコールの作用がダイレクトに脳や全身にまわることになる。そういうことではないか。そういえば、新谷かおるの『エリア88』、「血管に直接アルコール注射をするとモロによっぱらう。それで事故に見せかけて人を謀殺する」というシーンがあったではないか。たぶんそれ、本当にやったら、モロによっぱらうどころかそれが原因でショック死すると思う。経験的にいって。


 というわけで、お酒で危ないことというのはいろいろ遭遇しているぼくですが、久々にかなりヒヤっとした体験でありました。「自家製アブサンで心臓バクバク事件」に匹敵する怖さではないかな。重要な教訓を得ました。「鼻から酒を飲むと命にかかわる」。皆さんも気をつけて下さい。

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2008年10月23日 (木)

地味ーに便利なもの

 地味ーに便利なものをいくつか買ったり手に入れたりしたのでまとめて紹介する。


1.USB切替機
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 これはいったい何なのか。USBハブに二系統の出力がついており、スイッチを切り替えると出力が切り替わる。つまり、ひとつのUSB機器をふたつのPCで使うための機械です。
 これが、地味ーに便利。
 何に使ってもいいが、やはりキーボードとマウスをつなぐのが良い。
 パソコンをふたつ立ち上げて、片方で画像処理をさせているうちに、もう片方で調べ物をする、というときに、地味ーに威力を発揮してくれる。あと、USBフラッシュメモリで、データを移し替えるときなんかにもね。
 ぼくが買ったのは、サンワサプライのUSB-HUB2SW44というもの。2千円くらい。これのおかげで、机の上に2コずつ乗っていたキーボードとマウスを1コに統合することができました。


2.ミキサー
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 食材を砕きつつかきまわして均質にするやつ……ではなく、複数の音源を同時に一系統のスピーカーから出力するもの。オーディオテクニカのポータブルマルチミキサーAT-PMX5P。1万円ちょうどくらい。
 オーディオセレクタは排他的で、一度に一系統の音しか出力できないが、ミキサーは同時にいくつも音を出せるというのがみそ。テレビを聞きつつPCの警告音にも注意を払いつつRPGのレベル上げができます。入力はライン1+モノラルマイク4で、変換ピンがついてくるので、実質ステレオ3系統入力になります。スライダー式のボリュームが、なんかプロっぽくて素敵だ。


3.ダイソンのハンディ掃除機
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 吸引力が衰えない、でおなじみのダイソンのハンディクリーナーです。実家でまったく使われずに死蔵されていたので持って帰って自分のものにしました。調べてないけど、けっこうな値段がするのではないかな。
 ハンディクリーナーのくせに、こいつがでかい。ふつうのスティック型クリーナーよりもでかい。そして重い
 コードレスなので、床に落ちた小さなごみとか髪の毛とかを、ピンポイントでさっと取るような使い方をするのが便利です。指でいちいち拾ったらイライラしてしょうがないが、さりとてふつうの掃除機ではうまく吸い取れない、そういうものって案外ありますよね。そんなのをこれでやっつけるのです。
 車を持ってる人は、車内掃除に使うようです。ちなみに電池の持ちは、満充電からカラッポになるまでがたったの5分。なんという燃費の悪さ。ただし吸引力はすごい。バランスの悪さがキャラ立ちになっている、芸能界のデブキャラタレントみたいな……。

 でもこれ見た目は戦隊ヒーロー番組の必殺武器みたいですよね、なんかね。タカラトミーがデザインしたかのようです。

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2008年10月20日 (月)

エコ寄り(その2)

 自分の生活からペットボトルを排除したついでに、というか、主に発熱と電気料金の問題により、家にある白熱電球を全部とりはずして電球型蛍光灯に取り替えてみた。
 そういえば、あと数年のうちに、各電機メーカーは白熱電球の生産をやめるんだそうだ。そうするとシャンデリアとか、飲食店とか、暖色系の照明を必要とする場所ではどうするんだろうかと心配したのだけど、電球と同じ色が出る蛍光灯がちゃんと販売されているんですね。その名もずばり「電球色」だ。この響き、ちょっと好きだなあ、電球色

 取り替えて点灯させてみると、電球色蛍光灯は、ホンモノの電球にくらべて、やっぱりちょっと白めである。赤みが少なく、黄色みが多い。ただ、使っていればすぐ慣れて違和感はなくなる。ふつうに生活するぶんにはまったく問題なく代替できる。まあ、カメラの光源にするとかを考えるとまた全然違うんだろうけど。

 この調子だと、じきにもっと良されて、より電球に近い色の蛍光灯が発売されそうだし、気に入りのお店の照明が、ある日を境に真っ白になることもなさそうで、安心した。
 ところで、ちょっと前、ホームセンターの電球売り場に、
「もはや電球」
 というキャッチの東芝製電球色蛍光灯のPOPが掲げてあって、この言葉の力はスゴイな、とかなり感心したのだけど、検索してみても誰も注目していない。どうしてだ? それとも俺だけが見たマボロシだったのか、あのPOPは。

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2008年10月18日 (土)

スキャナーズ

 というタイトルをつけてはみたものの、脳みそパーン映画の話題ではなく(幼少時に見てしまっていまだにトラウマだなあ)、パソコン周辺機器のスキャナの話。

 スキャンスナップ、という、自動給紙機能つきの小型スキャナがあまりにも重送(紙をまとめて送り込んでしまうこと)するのでうんざりしていたところ、友達のダダさん(http://sygnas.tv/)が、余っていて邪魔だという自動給紙つきフラットヘッドスキャナを無料でゆずってくれた(ありがとうございます)。無料というところがなんともいえず嬉しい。僕は貧乏なのです。

 そのスキャナが、豪快にガッシャガッシャと紙を読み込んでくれて、たいそう気持ちが良い。重送を気にせずに紙を放り込めるのは、何やらひとつクビキから解き放たれた気分だ。たまっていたA4のシナリオ類をまとめてスキャニングして、全部PDFにしてやった。「した」のではなく「してやった、ざまあみろ」という気分である。「もう他にないのか、データ化するものは?」とキョロキョロ辺りを探してしまう。

 やっぱりフラットヘッドスキャナは便利だなあ、CDの歌詞カードとか取り込んどけるし、などとホクホクしているうちに、
「A3スキャナを買っちゃおうかなあ」
 という気になってきた。A3が取り込めるスキャナ、高いけど便利なんですよね。雑誌を見開きでスキャンできるし、紙に書いた手書きのレイアウトをそのまま読めるし。

 それでネットでどんな機種があるか検索していたら、つい最近、ものすごい機種が発売されたことを知ってしまった。

 5万円台のA3複合機 ブラザー「MFC-6490CN」を試す
 http://ascii.jp/elem/000/000/170/170239/

 メーカー公式
 http://www.brother.co.jp/product/inkmfc/info/mfc6490cn/photo/index.htm


 これは凄いな。
 A3サイズ対応で(当たり前だが、市販の一般的スキャナの倍の面積だ)、スキャナと、プリンタと、FAXがついている。
 ちょっと前まで、A4スキャナって20万円くらいしていたのに。
 というかこの機能って、数十万円かかるリースのコピー機と変わらない。それが5万円だもの。自分ちで仕事をしている身には、凄く画期的な商品だ。

 ちょっとショールーム(http://www.brother.co.jp/b_works/index.htm)行って見てこようかな……。同業者のみなさん、どうですか?

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2008年10月17日 (金)

エコ寄り

 ここ数年、飲み水はペットボトル入りのミネラルウォーターだけを使っていたのだが、最近ゴミ回収のルールが厳密になったことで、ペットボトルの廃棄がおそろしく面倒くさくなり、ついに耐えかねてブリタ(http://www.brita.net/jp/index.html?&L=15)を買った。ペットボトルのフタを取り、フタを固定していたリングを外し、中身を洗い、ラベルを剥がし、フタとラベルはプラ回収に回し、ボトル本体はボトル用回収ボックスに入れる、なんていう手間、とてもかけていられませんよ。

 ペットボトルを再生すべく、厳密に回収するという方向は、確実に正しい。が、正規の手順で捨てるのがこれほど大変となると、「居直ってガン無視する」という態度に出る人もかなりの割合で発生していそうだ。
 とりあえず、飲料メーカーさんには、「捨てるときに手間いらずのペットボトル飲料」を開発してもらいたい。ラベルがもっと剥がしやすいとか、フタを開けたときにボトル側にリングが残らないとか。
 でも本当に必要なのは、ペットボトルにもビール瓶と同じく預かり金を課すことだと思うけどね。


 ところでブリタは良いですね。ポット型の浄水器です。味オンチなので水の味についてはコメントを控えたいと思いますが、「重たい水を買ってくる→ペットボトルを廃棄する」という二段階の手間から一気に解放されました。今までなんと不自由だったのだ! 自由って素晴らしい!

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